本多戦場カメラマンじろちゃんのじっくり雑記帖

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のど元過ぎれば有馬稲子―私の履歴書
日経新聞の「私の履歴書」欄に連載されていた当時から一部で話題になっていましたが、ようやく一冊の本になりました。
あの「私の履歴書」と云う欄は、昔から、功成り名を遂げた人たちの自慢話ばかりで、ご本人と親交のある人や関係者にとってはそれなりに面白いのかも知れませんが、それ以外の人にとってはまったく無味乾燥な作文でしかないという印象が強く(秘書に書かせたんじゃないのか、と感じるようなものも結構あります)、購読当時も、あの欄だけはスルーしておりました。現在では日経は読んでおりませんが、私にとっては結構好きな女優さんである有馬さんが書かれたこと(最近では佐久間さんも書かれたそうですね。日経も、不況で組織購読者が減ってきたので、大衆路線に転換したのかな)に加え、有馬さんの前著「バラと痛恨の日々」ではかなり曖昧にされていた不倫相手(あれを読んだ当時は、誰のことなのかがわかりませんでした)が、それと分かる形で明示されている、という話を聞き、本になることを心待ちにしておりました。結論から言うと、「バラと痛恨の日々」増補・深化版と云った印象です。私生活でもすべてを処分して施設に入られたとうかがっておりますが、前著であちこちに気兼ねして言い足りなかったことも、すべて洗いざらいぶちまけてしまおう、とでもいうような覚悟が感じられます。生真面目で情熱的で、おのれの正義感に縛られるがゆえに破滅する女性を演じることが多かった、有馬さんのイメージの通りです。
やはり面白かったのは、ここでも名前だけは伏せられていますが、あの監督との不倫の顛末です。「才人」とか云われていますが、そうとう癖の強い人のようですね、あの方も。萩原健一さんも著書の中で、「俺、大嫌い」とか言っていましたし。しかし、有馬さんにしても、高橋治さんが小津安二郎監督について書かれた「絢爛たる影絵」、あるいは池部良さんの「心残りは…」の中では、けっこう個性的な人として描かれていて、まあ、それだけ昔の才能のある映画人には「無頼派」が多かった、ということなのでしょう。
女優としての有馬さんと云うと、「夜の鼓」とか「東京暮色」の話ばかりクローズアップされている印象がありますが、私には、内田吐夢監督の「森と湖のまつり」(1958年制作)での酒場のマダムの役が、特に印象に残っています。最初に登場する場面で、酒場のカウンターの上でコマを回し、それを見つめている表情が強烈でした。

Freestyle
ライブ、CD、主演ドラマ、舞台、それからインタビュー記事。どれを見ても「もっと観たい」と思わせてくれる大野君。彼のずば抜けたパフォーマンスの原点は、このアートではないだろうか。子供のころから絵を描いていて、イラストレーターになりたかったという彼。約10年間、嵐としての多忙な活動と並行して造形されてきた作品群は、大野智が「描きたい」という衝動に突き動かされて生まれたかのように、シュールでユニークで実に活き活きとしている。100体も作り続けたという黒人の頭部のフィギュア。理由などない。ただ、作りたかったから作ったという。一目見ただけで笑ってしまうようなとぼけた表情がいい。特筆すべきは100体それぞれに纏わせた帽子や頭髪やアクセサリーによって全部違ったストーリーを語らせていることだ。おそらく5センチほどの小さなフィギュアに実に精巧な装飾を施していて、小物デザインのセンスもかなりの腕だと思われる。たくさんのフィギュアを被写体に楽しそうにカメラを向ける姿が収められていて微笑ましい。それから、絵だ。「リアルが好きだから」という彼の作品は、独特な迫力を持って見る者に迫ってくる。それは私のような「習ったテクニック」ではなくて、とことん「自己流」を貫く、誰にも真似のできない本物のリアリティーだ。もちろん技術的には様々な批評もあるだろうが、アートは「好き」かどうかでしかない。大野智の作品には他人の心を捉えて包み込んで離さない、底知れぬ温かさがある。ただ「好きだから」作り続け、「ファンの子に見てもらいたいから」個展を開いたという計算のなさ、その純粋さの前にはどんな批評も無意味だろう。寡黙な彼には珍しく、作品とその背景について語っているインタビューも実に読み応えがある。嵐のメンバーが自分で描いた大野君の似顔絵(それぞれの個性が出ていて笑える)とともにメッセージを寄せていて、深い信頼が伝わってくる素晴らしいページになっている。もう一回くらい個展ができたら、と言っていたが「再演」してもらいたいものだ。

HOME~山崎まさよしトリビュート~(初回限定盤)
オーガスタファミリーの個性を存分に味わえるアルバムだと思います。

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