
Love,Peace & Green たりないピース2
たりないピース(piece/peace)と題された、
地球の持続可能性を探る宮崎兄妹の旅、第二弾。
今回の行き先はエコロジー先進国デンマークと
デンマークの領土、グリーンランド。
多くの日本人のイメージとは違って現地の人たちは、
エコ思考に凝り固まって生活しているわけではない。
その生活ぶりは日本の生活と意識レベルでそう違うわけではない。
しかし地域住民との10年に及ぶ交渉の末、風力発電所を造ったり、
オーガニック食品が安く入手できたりと
無理せず取り組めるシステムは感心させられる。
願わくば多くの若い人たちに、世界を 「視て欲しい」
というのが本シリーズの希望であろう。
そう云う意味で本書は、若手俳優の単純な 旅行記ではない。
地球の持続可能性を探る宮崎兄妹の旅、第二弾。
今回の行き先はエコロジー先進国デンマークと
デンマークの領土、グリーンランド。
多くの日本人のイメージとは違って現地の人たちは、
エコ思考に凝り固まって生活しているわけではない。
その生活ぶりは日本の生活と意識レベルでそう違うわけではない。
しかし地域住民との10年に及ぶ交渉の末、風力発電所を造ったり、
オーガニック食品が安く入手できたりと
無理せず取り組めるシステムは感心させられる。
願わくば多くの若い人たちに、世界を 「視て欲しい」
というのが本シリーズの希望であろう。
そう云う意味で本書は、若手俳優の単純な 旅行記ではない。

初恋 プレミアム・エディション [DVD]
3億円事件をテーマにしていたが、これは実話なのだろうか?それともフィクショ
ンなのだろうか?興味深い謎が僕の中で生まれたが、その話はひとまず置いとこ
う。Bのチームにはいるミスズ。そして次第にチームの輪に入るがその過程は省略
され、また親密になる過程も無くなっている。僕は起承転結の承に重みを置くべ
きだと思う。承は見る人が一番感情移入をする場面であり、また主人公の個性、
性格を知る為の大切な1コマだと考えている。この映画において、感情移入の対
象は岸とみすずの2人だけに絞られ他のチームへの移入は最低限に収まっている。
この映画が実話を基に作られそれに沿った話の展開だとすればそれはそれで納得
なのだが、みすずの兄の存在が希薄で伏線の未消化を感じた。あくまでこれはみ
すずと岸の物語なので兄のことはどうでもいいのだが、先から言う様にフィク
ションであれば人物を少し多く入れすぎたと思う。
また宮崎あおいの演技も素敵だった。彼女の表情は純粋で、でもどこか心の穴を
持っている、そんな気さえする。彼女の演技は口ではなく眼で演じているのだろ
う。寡黙な少女にしては多すぎる訴えを感じることが出来た。それは今後の演技
も期待させてくれる眼だった。
ンなのだろうか?興味深い謎が僕の中で生まれたが、その話はひとまず置いとこ
う。Bのチームにはいるミスズ。そして次第にチームの輪に入るがその過程は省略
され、また親密になる過程も無くなっている。僕は起承転結の承に重みを置くべ
きだと思う。承は見る人が一番感情移入をする場面であり、また主人公の個性、
性格を知る為の大切な1コマだと考えている。この映画において、感情移入の対
象は岸とみすずの2人だけに絞られ他のチームへの移入は最低限に収まっている。
この映画が実話を基に作られそれに沿った話の展開だとすればそれはそれで納得
なのだが、みすずの兄の存在が希薄で伏線の未消化を感じた。あくまでこれはみ
すずと岸の物語なので兄のことはどうでもいいのだが、先から言う様にフィク
ションであれば人物を少し多く入れすぎたと思う。
また宮崎あおいの演技も素敵だった。彼女の表情は純粋で、でもどこか心の穴を
持っている、そんな気さえする。彼女の演技は口ではなく眼で演じているのだろ
う。寡黙な少女にしては多すぎる訴えを感じることが出来た。それは今後の演技
も期待させてくれる眼だった。

名将宮崎繁三郎―不敗、最前線指揮官の生涯 (光人社NF文庫)
これを読んで実に感慨深いものがありました。
著者の豊田穣氏は岐阜県本巣郡(現瑞穂市)の生まれで、岐阜市出身の宮崎繁三郎とは生まれが近郊なので、親近感を持っていたとともに、岐阜からこのような名将が出たことを非常に誇りに思っていたのだと思います。
そして、私もまた宮崎繁三郎さん出生地の近所に住んでいる(車で10分ほどのところ)故に、それを知った時はビックリしました。今となっては100年近くも前ですが、このような素晴らしい名将が近所に住んでいたのかと思うと嬉しくなります。
宮崎繁三郎を知ったのは半藤一利さんの戦記ものや著書を多く読んでいたからなのですが、宮崎繁三郎についての伝記は以外と書かれておらず、豊田穣氏の本書だけに貴重です。
(巻末には宮崎繁三郎に関すること、国内情勢、世界情勢が年譜になっていて非常に分かりやすいです)
宮崎繁三郎はインパールでの活躍は非常に有名なようですが、満蒙国境紛争のノモンハン事件の時にも戦場に参加していたのは意外と知られてないようです。
又、宮崎繁三郎の足跡を追うとともに、それに関する記述、又国際情勢に関しても分かりやすく記述されているので近代史の勉強にもなります。
智将、名将とはよく言われているものの、それ以前に私はこの人の人柄が非常に好きです。宮崎さんのような人なら戦後に会社を興しても、多くの部下に慕われ、必ず成功しただろうと感じるところ大でした。
本書は宮崎繁三郎を知る上で欠かせない本です。
他に伝記らしいものは見あたりませんが、長女の道子さんが「寡黙の人 ―父・宮崎繁三郎のこと―」という本を出しているようなので、これもまた読んでみようと思っています。
著者の豊田穣氏は岐阜県本巣郡(現瑞穂市)の生まれで、岐阜市出身の宮崎繁三郎とは生まれが近郊なので、親近感を持っていたとともに、岐阜からこのような名将が出たことを非常に誇りに思っていたのだと思います。
そして、私もまた宮崎繁三郎さん出生地の近所に住んでいる(車で10分ほどのところ)故に、それを知った時はビックリしました。今となっては100年近くも前ですが、このような素晴らしい名将が近所に住んでいたのかと思うと嬉しくなります。
宮崎繁三郎を知ったのは半藤一利さんの戦記ものや著書を多く読んでいたからなのですが、宮崎繁三郎についての伝記は以外と書かれておらず、豊田穣氏の本書だけに貴重です。
(巻末には宮崎繁三郎に関すること、国内情勢、世界情勢が年譜になっていて非常に分かりやすいです)
宮崎繁三郎はインパールでの活躍は非常に有名なようですが、満蒙国境紛争のノモンハン事件の時にも戦場に参加していたのは意外と知られてないようです。
又、宮崎繁三郎の足跡を追うとともに、それに関する記述、又国際情勢に関しても分かりやすく記述されているので近代史の勉強にもなります。
智将、名将とはよく言われているものの、それ以前に私はこの人の人柄が非常に好きです。宮崎さんのような人なら戦後に会社を興しても、多くの部下に慕われ、必ず成功しただろうと感じるところ大でした。
本書は宮崎繁三郎を知る上で欠かせない本です。
他に伝記らしいものは見あたりませんが、長女の道子さんが「寡黙の人 ―父・宮崎繁三郎のこと―」という本を出しているようなので、これもまた読んでみようと思っています。