愛と追憶の日々 [VHS]
何度観ても素晴らしい。何度観ても心が打たれる。笑いあり、涙ありの、母と娘を中心とした30年間を描いた名作。傷つき悩みながらも、人生を精一杯生きていこうとする登場人物達はシャーリー・マクレーン、デブラ・ウィンガー、ジャック・ニコルソンなどが演じており、やはりさすがと言える名演技。皆、素晴らしいのだが、特にジャック・ニコルソンのとても人間味あふれる、自然体な演技が好きだ。ストーリーは、親子の絆、家族、恋愛、友情、そして最後は娘が癌で亡くなるまで、たんたんと描かれているが、登場人物一人一人の喜び、悲しみなどの感情描写があまりにも見事なので、先にも書いたが何度見ても心が打たれる。ラスト、母と娘のシーンは号泣してしまった。ジャックと悲しみに沈む子供とのやりとりも、さりげなくやさしさが見えてほのぼのとした感動につつまれる。音楽もこの作品にぴったりとはまっていて素晴らしい。
愛と追憶の日々 [Blu-ray]
この映画何回見たでしょう。84年制作ですから、もう20年です。ビデオを持っているのですが、いい画質、トリミングなしで見たいのでDVDを買いました。何回も見たくなる映画です。どうして、こんなに好きなのか。母娘のすばらしい絆がこの物語の基本軸になっており、さらに娘の友人との厚い友情も含め、それだけで心温まるすぐれたヒューマンな映画と言えます。しかし、それだけでは、私はこんなにもこの映画を好きにはならなかったでしょう。シャーリー・マックレーンの演技も素晴らしいが、隣人となった元宇宙飛行士役のジャック・ニコルソンの存在が
この映画を単なるヒューマニズム映画にしなかった。だらしない飲んだくれの中年男を演ずるジャック・ニコルソンが絶妙です。あの味がだせる俳優はそんなにいないでしょう。幸せとはいえない結婚、そして、若くしてガンで死んでいく娘。そんな展開のなかで母と元宇宙飛行士は大人の恋愛をしていきます。ちょっと、日本では考えられないというか、リアリティを持ちえませんが、この二人の関係がこの映画より魅力的なものにしたことは間違いありません。ジャック・ニコルソンフアンとしては、彼の演技、表情を見ているだけでも面白い。基本的にはアメリカン・ヒューマニズム映画ですが、「毒」もそれなりの盛り込んであり、それがこの映画により大きな価値を与えていると思います。さて、私はこの映画をあと何回見るのでしょう。
この映画を単なるヒューマニズム映画にしなかった。だらしない飲んだくれの中年男を演ずるジャック・ニコルソンが絶妙です。あの味がだせる俳優はそんなにいないでしょう。幸せとはいえない結婚、そして、若くしてガンで死んでいく娘。そんな展開のなかで母と元宇宙飛行士は大人の恋愛をしていきます。ちょっと、日本では考えられないというか、リアリティを持ちえませんが、この二人の関係がこの映画より魅力的なものにしたことは間違いありません。ジャック・ニコルソンフアンとしては、彼の演技、表情を見ているだけでも面白い。基本的にはアメリカン・ヒューマニズム映画ですが、「毒」もそれなりの盛り込んであり、それがこの映画により大きな価値を与えていると思います。さて、私はこの映画をあと何回見るのでしょう。
愛と追憶の日々 [VHS]
何度観ても素晴らしい。何度観ても心が打たれる。笑いあり、涙ありの、母と娘を中心とした30年間を描いた名作。傷つき悩みながらも、人生を精一杯生きていこうとする登場人物達はシャーリー・マクレーン、デブラ・ウィンガー、ジャック・ニコルソンなどが演じており、やはりさすがと言える名演技。皆、素晴らしいのだが、特にジャック・ニコルソンのとても人間味あふれる、自然体な演技が好きだ。ストーリーは、親子の絆、家族、恋愛、友情、そして最後は娘が癌で亡くなるまで、たんたんと描かれているが、登場人物一人一人の喜び、悲しみなどの感情描写があまりにも見事なので、先にも書いたが何度見ても心が打たれる。ラスト、母と娘のシーンは号泣してしまった。ジャックと悲しみに沈む子供とのやりとりも、さりげなくやさしさが見えてほのぼのとした感動につつまれる。音楽もこの作品にぴったりとはまっていて素晴らしい。
愛と追憶の日々 [DVD]
とても良く出来た映画だ、とは思うんですが・・・
先ず、娘が結婚相手に選んだ男が・・・なんか、いい人ではあるけど、ビシッとしてません・・・
娘も自分と夫が会話でもすれ違っていることがわからないで、独りよがりで暮らしています。
そういうのを、この映画はとても上手に描いていると思います。
で、マクレーンの母も、やはり娘と同じ程度の女で、いろいろ今だに自己矛盾を抱えながら生きてる感じ。
で、お隣のニコルソンといいお友達兼恋人になるところは、中高年のキュートな恋愛、で楽しいです。
でも、結局マクレーンもニコルソンの繊細さは、理解しない。
娘はちっとも夫のデリカシーに気づかず、浮気され、自分も浮気で気を紛らわしながら、夫が先に浮気した、ということで、怒っている。結局自分のことばかり考えている。幼い息子たちが犠牲。
そんなこんなの中、自己反省や事態の分析もしないうちに、娘はがんになってしまう・・・
最後、ニコルソンが傷ついた長男をできる範囲で、なぐさめる。
もう、なし崩し的、独りよがりな母娘の人生、です。家族間のやり取りで身にしみる部分もあるけど、やはり、もうちょっとどうにかできなかったのかい?!という風にも思います。
マクレーンとニコルソンのデートとやり取りがケッサクで、さすがの二人だし、子役たちもとても良かったです。
先ず、娘が結婚相手に選んだ男が・・・なんか、いい人ではあるけど、ビシッとしてません・・・
娘も自分と夫が会話でもすれ違っていることがわからないで、独りよがりで暮らしています。
そういうのを、この映画はとても上手に描いていると思います。
で、マクレーンの母も、やはり娘と同じ程度の女で、いろいろ今だに自己矛盾を抱えながら生きてる感じ。
で、お隣のニコルソンといいお友達兼恋人になるところは、中高年のキュートな恋愛、で楽しいです。
でも、結局マクレーンもニコルソンの繊細さは、理解しない。
娘はちっとも夫のデリカシーに気づかず、浮気され、自分も浮気で気を紛らわしながら、夫が先に浮気した、ということで、怒っている。結局自分のことばかり考えている。幼い息子たちが犠牲。
そんなこんなの中、自己反省や事態の分析もしないうちに、娘はがんになってしまう・・・
最後、ニコルソンが傷ついた長男をできる範囲で、なぐさめる。
もう、なし崩し的、独りよがりな母娘の人生、です。家族間のやり取りで身にしみる部分もあるけど、やはり、もうちょっとどうにかできなかったのかい?!という風にも思います。
マクレーンとニコルソンのデートとやり取りがケッサクで、さすがの二人だし、子役たちもとても良かったです。