女の子の憧れである、プリキュア。歌と踊りが大好きな娘に購入。DVDを観て大喜び。購入してよかったです。

前作の非選抜アイドルの続編でもある元AKB48メンバーの仲谷明香さんのAKB卒業記念出版です。
しかし、アイドル本ではありません。
夢を叶えるために、AKBを卒業し所属事務所も辞め退路を断って挑戦を続ける少女の実話です。

前作と比べ、肩苦しさが抜け素の仲谷さんを知ることができます。
しかし、これほど真剣に人生を歩んでいる人がいるでしょうか。

多くの人に勇気を与えてくれる著作です。
多くの選抜、いわゆるエリートでない人にとって、上手く行かなくても深刻に考えず、与えられた
場所で全力で取り組むことで夢を叶えていこうというところが仲谷さんの非凡さでもあります。

AKBは現代社会の縮図と言われます。
研究生から正規メンバーへの昇格と脱落、選抜総選挙での順位づけ、正規とアンダー（控え）の差、、、
特に、公演ユニフォームなどは正規メンバーのレギュラーポジションでないと自分のものが与えられません。

AKB48の楽曲にファーストラビットがあります。
自らの夢を追い求めて、最初のうさぎになろうというものですが、仲谷さんsongとしてAKBメンバーでは言われている
そうです。

こうしたグループを生き抜き、つぎのステップに退路を断ち追い込んで夢を追い求める姿は
成功するか否かは別として、いまの日本に求められている姿勢なのではないでしょうか。

声優と夢を追い、現実には声優としての実績も積みつつある仲谷さん。
あくまでも声優にこだわり、現実のAKBメンバーとしての安定したポジションを捨てた仲谷さん。

結果だけで勝ち負けを評するより、いまの瞬間を全力で生きている仲谷さんに大きな声援を送りたいと思います。
そして、だれよりも輝いていると思います。

本屋になかったので。
今流行りのゴーストじゃなくて本人がちゃんと書いてるそうですよ。

原作のエピソードを生かしつつも、程よい味付けで面白かった
加藤夏希のハジけっぷりが心地よく作品の雰囲気を盛り上げてくれてます。

8話
ツンドラスターでライブが行われることになり、
彼方・美森・恵・77期生がアンダーに選ばれるが、恵は納得いかない。
ぎくしゃくしたまま、ツンドラスターに到着するが、
ライブ阻止のためDES軍が大群で襲いかかって来て…

9話
DES軍勢力は予想以上で、フライングゲットは使用できない。
ライブ開催を模索するツバサは、街に出た研究生達の様子を見て、
同時多発ライブを思いつく。
彼方は、たかみなの代わりにステージに立つことになったのだが…

10話
グラビア撮影のため、全員でアタミスターを訪れることに。
鈴子は真琴をナイスバディに仕立て上げるが、一騒動起こすことに。
一方、優子はツバサに、センターノヴァになりたいと訴えるが…

今巻は見所満載ですね。
たかみなと彼方の関係性が中心となりますが、他にも、
凪沙達がツンドラスターの少女達に、自分たちを重ね合わせるシーンや、
4人でのミニライブなど、良エピソード満載です。

10話はサービス回のようにも見えますが、ツバサの過去や、
センターノヴァの謎に迫る場面もあり、見逃せません。

------ここから、一部ネタバレ含む伏線考察です------

注目して欲しいのは、8話でLASたかみな機のみ、
頭部にリボンが付けられている所です。
0048におけるキャプテンマークを表していると思われます。
同じリボンを持つのは彼方のみ。髪型が襲名の伏線となっています。

同様に、前田敦子と同じく左側にリボンがついているのは凪沙のみ、
大島優子と同じく右側を編み込んでいるのは智恵理のみ。
アンダーに選ばれるなど、物語上でもその役割に近づいて行ってますし、
この3人が2期で襲名するのはほぼ間違いないでしょう。