カメラの主流が銀塩からデジカメに移行していますが、多くの入門書は銀塩時代の発想を引きずっているように思われます。
デジカメならではの思考を提示した本書は、デジカメ時代にふさわしい入門書です。

延期延期でついに発売になる(のか？)dies iraeのOP曲です。
私はこの曲とdies iraeという作品を某ゲームショップで流れているPVで知ったのですが
あまりの楽曲のカッコ良さにそのPVを食い入るように見て、
名も知らない曲に心を奪われるという久しぶりの体験をしました。
曲調はdies iraeの世界観にぴったりですし、榊原ゆいさんのヴォーカルもすばらしい!!
神曲というと安っぽく聞こえるかもしれませんが、本当にカッコイイ曲なので
是非2007年最後の締めくくりにどうぞ!

とくに平原綾香さんのファンというわけでなくても
とても楽しめるヒットな一枚でした。
彼女の歌唱力もさることながら、美しいアレンジメント、選曲バランスが最高です。

私の場合、ふつうアルバムを買うと、
どんなにお気に入りのアーティストでも、どんなに注意深く選んでも、
好きじゃない曲が最低3分の１くらい入っているのですが、
これは、それがとても少なくて、充実感・お得感を感じさせてくれます。

おもしろいのは、何も知らない私でも、聞いているだけで
彼女が歌いたくて歌っている曲　vs　歌わされている曲　がわかることです。
１．いかにも、CMや主題歌、キャンペーン用に有名なセンセイが片手間に書き下ろしたっぽい感動ソング（陳腐とわかってはいても、私たちアジア人は、思わずこういうバラードにうっとりしてしまうとこがある）　
２．彼女のセンスで選んだ、というか自分で書いたっぽい、イイ曲
このふたつが入り混じって、バリエーションとバランスを生んでいます。

要するに、いい意味で「万人ウケ」するアルバムだと思います。
たとえば、お母さんとか、年配の方にいきなりプレゼントしたりしても、すごく気に入ってもらえそう。
平原さんなら紅白その他NHK番組で少しくらいは知ってるでしょうし、
テーマが恋愛じゃなくて人間愛というのも、ウケそう。
My Classics 2　もオススメです。