作品の素晴らしさは言わずもがなです。
待望のブルーレイ化。
ピクサー作品でずっと前からBD化してほしかった本作。
その理由は色彩豊かな自然美をHDで堪能したかったからです。
期待どおり、いや期待以上の超高画質!
アリたちが食料を集めるオープニングから
その高精細に甦った<バグズ>の世界観に目を奪われました。
草木1本1本のクッキリ感、色の純度、発色、どれを取っても文句なし。
オリジナルのデジタルデータから劣化することなく
そのまま収録できるのがBDで観るCGアニメの強み。
虫たちの顔のテカリ具合までもがクリアーになり(笑)、
確実に劇場以上のクオリティに仕上がっている。
99年にリリースされたDVD版も
当時としては恐るべきクオリティでしたが
シネスコ本編は非スクイーズのレターボックス収録だったので
<バグズ・ワールド>を満喫するには程遠い画質でした。
DVDが「VHSの3倍モード」なら、BDは「DVD」ぐらいの差があります。
音声は新たに6.1chマトリックス・サラウンド化。
dts-HDにより高音・低音共に鮮度がアップし、セリフも明瞭に。
サラウンドの緻密度もDVDとは段違い。
特典ではDVD版は「NGシーン集」「ゲーリーじいさんのチェス」しか
収録されていなかったが、BD版は大増量。
日本では発売されなかった米国盤の
2枚組コレクターズ・エディションDVD(03年発売)の特典や、
BD用の新規特典などテンコ盛りです。
■
スタッフたちのスペシャルトーク(20分/新特典/HD)
■オリジナル・ストーリー(10分/新特典/HD)
■『
アリと
キリギリス』(1934年「シリー・シンフォニー」より)(8分/新特典/SD)
■音声解説(ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン、リー・アンクリッチ)(新特典)
■プリプロダクション(32分/新特典/SD)
■プロダクション(24分/新特典/SD)
■サウンド・デザイン(13分/新特典/HD)
■リリース(5分/新特典/SD)
■ゲーリーじいさんのチェス(4分/旧特典/SD)
■NG集(8分/旧特典/SD・HD)
文句なしに「買い」のブルーレイです!