ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編(1) (ガンガンコミックス)
最初に知ったのはガンガン本誌の予告であり、私はその時「ひぐらし」の存在を知りましたが、…………まさかこんなに怖いとは……
正直、この「ひぐらし」の「怖い」というのは俗にホラーゲーム等の直接的な恐怖ではなく、「間接的」なじわじわとした恐怖であることを知りました。
最初は萌え〜やほのぼの、またラブコメちっくだったりと、「あれ?噂に聞いていたより怖くねぇじゃん!」と、ぺらぺらと読んでいくと……………
あれ?と思い、さらに読み進むと、
……………これが恐怖か…と思いました。
一見、平和的なみんなとの楽しい日常……それがある一つの出来事で、恐怖に侵食されます。
知らず知らずのうちに、じわじわと塗りか得られていく恐怖には正直肝が冷えます。
また、ついこの間原作ゲームを購入したのですが、多少削られたシーン等がありますね。しかし原作はやり甲斐有りです!!………購入前に気になってネタバレサイトに行かないように……恐怖半減しますから…(汗)
正直、この「ひぐらし」の「怖い」というのは俗にホラーゲーム等の直接的な恐怖ではなく、「間接的」なじわじわとした恐怖であることを知りました。
最初は萌え〜やほのぼの、またラブコメちっくだったりと、「あれ?噂に聞いていたより怖くねぇじゃん!」と、ぺらぺらと読んでいくと……………
あれ?と思い、さらに読み進むと、
……………これが恐怖か…と思いました。
一見、平和的なみんなとの楽しい日常……それがある一つの出来事で、恐怖に侵食されます。
知らず知らずのうちに、じわじわと塗りか得られていく恐怖には正直肝が冷えます。
また、ついこの間原作ゲームを購入したのですが、多少削られたシーン等がありますね。しかし原作はやり甲斐有りです!!………購入前に気になってネタバレサイトに行かないように……恐怖半減しますから…(汗)
ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
ガンガン系で3巻同時発売されたこで、どこから読めばいいのか混乱されている方が若干いるようなので補足説明をば。
原作は同人サウンドノベルとして発表されたもので、『鬼隠し編』『綿流し編』『祟り殺し編』『暇つぶし編』の4つが順に「出題編」として出されたもので、『目明し編』『罪滅ぼし編』『皆殺し編』が次にこの順番で『ひぐらしのなく頃に 解』として発表されました。
コミックは『鬼隠し編』『綿流し編』『祟り殺し編』の3編同時発売で、それぞれ独立して読めるようになっていますがやはり原作同様に『鬼隠し編』から発表順に読むことをお勧めします。後の編になると前編での内容を踏まえた描写が増えるからで、また『ひぐらし』世界に落ち込んでいくにはこの順番が妥当だからです。
『解』がどのような形のコミックになるかはまだ不明ですが、「出題編」での傾向を見る限りは『目明し編』から読まれるのがいいと思います。原作では『目明し編』『罪滅ぼし編』『皆殺し編』の順に「ネタばれ」が激しくなっていくので、やはり『解』に入ってもまだまだ読み手を混乱させる雛見沢を味わうにはこの順番がいいかと。
コミックとしての本書の評価は完璧の一言に尽きるでしょう。膨大な原作のなかからエッセンスを取り出して、読者を恐怖と混乱の中に叩き込んでくれます。コミック版『綿流し編』『祟り殺し編』も完璧なコミカライズをされているのでそちらも是非。
『解』も同じ方が漫画を担当されるとのことなので、こちらも期待でしょう。
原作は同人サウンドノベルとして発表されたもので、『鬼隠し編』『綿流し編』『祟り殺し編』『暇つぶし編』の4つが順に「出題編」として出されたもので、『目明し編』『罪滅ぼし編』『皆殺し編』が次にこの順番で『ひぐらしのなく頃に 解』として発表されました。
コミックは『鬼隠し編』『綿流し編』『祟り殺し編』の3編同時発売で、それぞれ独立して読めるようになっていますがやはり原作同様に『鬼隠し編』から発表順に読むことをお勧めします。後の編になると前編での内容を踏まえた描写が増えるからで、また『ひぐらし』世界に落ち込んでいくにはこの順番が妥当だからです。
『解』がどのような形のコミックになるかはまだ不明ですが、「出題編」での傾向を見る限りは『目明し編』から読まれるのがいいと思います。原作では『目明し編』『罪滅ぼし編』『皆殺し編』の順に「ネタばれ」が激しくなっていくので、やはり『解』に入ってもまだまだ読み手を混乱させる雛見沢を味わうにはこの順番がいいかと。
コミックとしての本書の評価は完璧の一言に尽きるでしょう。膨大な原作のなかからエッセンスを取り出して、読者を恐怖と混乱の中に叩き込んでくれます。コミック版『綿流し編』『祟り殺し編』も完璧なコミカライズをされているのでそちらも是非。
『解』も同じ方が漫画を担当されるとのことなので、こちらも期待でしょう。
田舎の山間にある雛見沢村を舞台に、そこで起きる連続怪死事件の謎を描いた『ひぐらしのなく頃に』。
出題編となる第一話から第四話まで収録されています。
「惨劇に挑め」をキャッチフレーズにしており、物語の登場人物だけでなくプレイヤー自身もこの物語の謎に挑めるような作りになっています。
何を推理するのかすら提示しておらず、どうやって挑むのかもプレイヤーの自由。
豊富な推理要素による懐の深さはひぐらしの大きな特徴と言えます。
難易度も充分過ぎる程に高く、例えば第一話の鬼隠し編の正答率は僅か1%と言われております。
ヒントは作中で無数に散りばめられているのでキャラの言動だけでなく世界観や設定にも気を配って読むと突破口が開けるかもしれません。
和風ホラーやミステリーの要素を含んでおりますがそれだけが全てではありません。
詳しい事は解答編で明らかになりますが、ただのホラーやただのミステリーで片付けられない展開が待っています。
キャラクターグラフィックは良く言えば個性的、悪く言えば下手と言う評価が多いです。
しかし恐怖シーンではその空気とはミスマッチなシュールさが逆に怖さを引き立てており、キャラが豹変する時のインパクトは絶大です。
このシリーズの最大の特徴はプレイしている間は勿論楽しいですが、プレイ後に推理したり、誰かと内容について語り合ったりして楽しむのを意図して制作されている所です。
出題編が終わったらすぐに解答編を始めるのではなく自分自身で推理して是非謎に挑んでみて下さい。
サウンドノベルという枠で終わるか『ひぐらしのなく頃に』という新たなエンターテイメント作品になるかはプレイヤー次第です。
出題編となる第一話から第四話まで収録されています。
「惨劇に挑め」をキャッチフレーズにしており、物語の登場人物だけでなくプレイヤー自身もこの物語の謎に挑めるような作りになっています。
何を推理するのかすら提示しておらず、どうやって挑むのかもプレイヤーの自由。
豊富な推理要素による懐の深さはひぐらしの大きな特徴と言えます。
難易度も充分過ぎる程に高く、例えば第一話の鬼隠し編の正答率は僅か1%と言われております。
ヒントは作中で無数に散りばめられているのでキャラの言動だけでなく世界観や設定にも気を配って読むと突破口が開けるかもしれません。
和風ホラーやミステリーの要素を含んでおりますがそれだけが全てではありません。
詳しい事は解答編で明らかになりますが、ただのホラーやただのミステリーで片付けられない展開が待っています。
キャラクターグラフィックは良く言えば個性的、悪く言えば下手と言う評価が多いです。
しかし恐怖シーンではその空気とはミスマッチなシュールさが逆に怖さを引き立てており、キャラが豹変する時のインパクトは絶大です。
このシリーズの最大の特徴はプレイしている間は勿論楽しいですが、プレイ後に推理したり、誰かと内容について語り合ったりして楽しむのを意図して制作されている所です。
出題編が終わったらすぐに解答編を始めるのではなく自分自身で推理して是非謎に挑んでみて下さい。
サウンドノベルという枠で終わるか『ひぐらしのなく頃に』という新たなエンターテイメント作品になるかはプレイヤー次第です。
ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 全2巻完結 (ガンガンコミックス) [マーケットプレイスセット]
このシリーズ、元は同人のサウンドノベルゲームなんだそうである。人気を
呼んで漫画のみならず、アニメ・実写映画・ドラマCD・小説とあらゆる媒体で
制作される大ヒット作になったということで、どんなものか読んでみることに。
聞いていた話ではホラーとのことであったが、最初の数ページを見てみると
今風の萌え系の絵で、おっさんが読んで面白いものじゃなさそうだなと思い
つつ読み進めると段々と盛り上がってまいりました。昭和58年を舞台にした
呪われた村で次々と起こる殺人。その事件の背後には村の守り神とされる
「オヤシロさま」の存在がちらつく。主人公の高校生・圭一は所轄書の刑事・
大石から事件の恐るべき背景を知らされるが、その後から仲間だと思って
いた女友達から命を狙われていることに気づくのである。訳の分からぬまま
追い詰められていく圭一の恐怖が臨場感を生んで、なかなか面白く読んだ。
本作の惨劇には表に出てない隠された真相があるそうなのだが、ここまで
読んだかぎりではさっぱり分からない。ただ調べたところによると、相当に
理不尽な"真相"らしく、通常の推理でたどり着くのは不可能のようだ。まあ
漫画として面白かったので良しとする。続編の「綿流し編」も読んでみようか。
呼んで漫画のみならず、アニメ・実写映画・ドラマCD・小説とあらゆる媒体で
制作される大ヒット作になったということで、どんなものか読んでみることに。
聞いていた話ではホラーとのことであったが、最初の数ページを見てみると
今風の萌え系の絵で、おっさんが読んで面白いものじゃなさそうだなと思い
つつ読み進めると段々と盛り上がってまいりました。昭和58年を舞台にした
呪われた村で次々と起こる殺人。その事件の背後には村の守り神とされる
「オヤシロさま」の存在がちらつく。主人公の高校生・圭一は所轄書の刑事・
大石から事件の恐るべき背景を知らされるが、その後から仲間だと思って
いた女友達から命を狙われていることに気づくのである。訳の分からぬまま
追い詰められていく圭一の恐怖が臨場感を生んで、なかなか面白く読んだ。
本作の惨劇には表に出てない隠された真相があるそうなのだが、ここまで
読んだかぎりではさっぱり分からない。ただ調べたところによると、相当に
理不尽な"真相"らしく、通常の推理でたどり着くのは不可能のようだ。まあ
漫画として面白かったので良しとする。続編の「綿流し編」も読んでみようか。