限定版(設定集あり)を購入して、B’sLOGを購読した人には、よほど華鬼のファンでないと物足りないかもしれません。
■画廊
リリース用イラスト、パッケージイラスト、B’sLOG掲載イラスト、オトメイト
スタッフブログ掲載イラストが主。
書下ろしイラストは、本書の表紙と華鬼と水羽の夏風景が1枚。
発売記念イラスト、
カウントダウンなどのブログ掲載イラストが載っています。
説明やラフ画などはありません。
■登場人物紹介
設定集の内容に、ゲームのプロフィール(座右の銘など)、開発者とディレクターのコメント、各キャラからの紹介が載っています。
1キャラについて見開き2ページ。
■物語紹介
共通・個別ルートの日付順に、CGとあらすじが載っています。
■制作秘話
・声優インタビュー
華鬼役の前野智昭さん、響役の鈴村健一さん。それぞれ刻印の花を持った写真付きで4ページ。
・開発者インタビュー
ディレクターの麻倉りょうさんと原画担当の雪野奏介さん。こだわりポイントなど4ページ。
・原作者インタビュー
原作者である梨紗さんの話。1ページ。
・舞台裏
各キャラクターの設定と見どころ、その他のゲーム設定。2ページ。花言葉から各キャラの刻印を決めた理由がうかがえます。
・広がる華鬼の世界
小説、舞台、映画、ドラマCDの紹介。全部で1ページ。
・ラフ・設定画集
各キャラについて立ち絵、CGラフ?、原画担当者のコメント。華鬼は2ページ、その他キャラは1ページ。
PSP版パッケージ講図案が1ページ。
■攻略情報
B’sLOG掲載内容をより詳細にしたもの。プロフィール解放条件もあり。
■華鬼伝承
B’sLOG掲載小説5作(計10ページ)に書下ろし小説「花咲く秋」6ページ。
「花咲く秋」は響>国一>三翼=華鬼といった活躍量です。登場順もこの通りです。響ファンは必読。
限定版の設定集、B’sLOG掲載内容、オトメイト
スタッフブログ掲載内容に「制作秘話」をプラスした感じの内容です。
本の値段を高いと思うかどうかは、購入する人がどれだけ事前情報を持っているか、によると思います。
限定版・B’sLOG購読・ブログ拝見している身としては、この値段はちょっと高かったです。
個人的には、かなりのページを割いている「物語紹介」は、ゲームプレイ済者が購入する前提なので、各CGに付けるのはあらすじより、構図や色彩のこだわりなどCG自体についてのコメントが欲しかったです。
ほぼ同時期に「薄桜鬼 公式設定集」を購入してしまったせいか、つい比較してしまいました。もう少し読み応えが欲しかったです。
本のサイズも、ページ数が増えても良いので、もう少し小さいほうが良かったかなぁと思いました。迫力があるCGが少なく大きなサイズである必要性を感じませんでした。
「制作秘話」の内容は嬉しかったのですが、ページ数が物足りなかったので☆マイナス1にしました。
★余段ですが、書き下ろし小説「花咲く秋」の内容から、原作者サイトからSSが読めます。
華鬼ファンでしたら、”「花咲く秋」とSSが読める”事と値段を比較して購入を検討しても良いと思われます。