ギヴ・ミー・アップ-ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・マイケル・フォーチュナティ
80年代に大流行したユーロビートというジャンル。そのトップ・ポジションをキープしていたのが彼、マイケル・フォーチュナティ。デビュー曲「ギヴ・ミー・アップ」を初めて耳にした時は、そりゃもう衝撃的だった!キャッチーでノリがいい上に、楽曲のクオリティ高過ぎ。それにこの当時、巷にあふれていたダンス・ミュージックとは明らかに異なる個性も放っていた。ロック色をも感じさせる、単に「ユーロビート」というジャンルだけでは語れない音楽性。自ら曲作り、演奏をもこなすアーティストとしての才能も発揮。後、「イントゥ・ザ・ナイト」、「エナジャイズ」(多分、日本のみのシングル・カットだが)、「恋のラスト・チャンス」、「ゲーム・オブ・フォーチュン」と1stアルバムから次々とヒット曲が連発。2ndアルバムからも「ハレルヤ」、「ゲーム・オブ・フォーチュン(リミックス)」と止まることなくヒットの連続。「レット・ミー・ダウン」収録の3rdアルバムも好調だったもののその後はどんどん安っぽいユーロビートになっていったのが残念。シングルのみで発表された「ベイビー・ユー」なんて曲もあったがこの辺りからマズくなっていったような気がする。とは言え、このアルバムに収録されてるものはどれも最高!いっきに80年代にタイム・スリップできること間違いなし!
ギヴ・ミー・アップ~フォーチュナティズ・ファースト~ [Analog]
バブル時代、ディスコ、プールバー等でよくかかっており、私自身、カセットテープに録音して聴いていました。
あの時代を思い出させてくれます。
あの時代を思い出させてくれます。