EPOの4年振りとなる新作は、冬を意識した6曲入りのミニ・アルバム。ポップながら重厚な聴き応えです。

80年代のポップ路線から一転、「Soul Kitchen」辺りから彼女の音楽は少しずつ変化を見せはじめました。詞によりスピリチュアルな
ものを込め、音楽もアコースティック主体でより簡素な創りになりました。更に前作「AQUA NOME」では、ヒーリング・ミュージック的な
要素が加わり、自らセラピストとして福祉施設等でライヴを重ねた経験が、自らの音楽に込めるものを変えていったのでしょう。

新作はクリスマス・アルバムという性格もある為か、よりスピリチュアルな詞が増え、ある種現代の讃美歌集的なものになっています。
海外ではゴスペルをポップスの音脈で聴かせる「コンテンポラリー・ゴスペル」というジャンルがありますが、日本でこれに近いスタンス
をとっているのが彼女ではないでしょうか。日本では珍しいタイプの音楽だと思います。

私は特に崇める特定の神様がいるわけではありませんが、ここに聴ける6曲のことばは宗教観を超え私の心を動かし清らかにします。
それは皆が抱える普遍の想いが詞に込められているからではないでしょうか。
例えば「いけないことかな」は愛しい飼い猫を亡くした経験のある身として思わず共感してしまうし、「風の散歩道」で3.11で見送られた
魂の立場で綴られる心情は、例え当事者でなくとも自らに置き換え考えてしまう。直に説教するのではなく、さり気ない共感を通し生命
を静かに見つめるこれらの音楽は、日常の片隅ふと心に潤いを与えてくれるオアシスに思えます。

一方でそれらの楽曲に挟まれたとびきりポップな「だんらん」、思わず口ずさみたくなるキャッチーなハミングと、忙しない日常の一時、
美味しいビールを家飲みするささやかな幸せを描く一篇はアルバム一番のお気に入り。昔の彼女を彷彿させる一曲でもあります。

余りサウンドに触れることが出来ませんでしたが、今回もアコースティックの心地良いサウンドを堪能出来、特にショーロ・クラブの笹子
重治氏のギターが活躍、豊かな響きが音楽の軸を担います。

多くの方はEPOの音楽が80年代のイメージのまま止まっているかもしれません。この盤を通し今の彼女を是非聴いて欲しいです。

「土曜の夜のパラダイス」の曲のあとが、「DOWN TOWN」だったとはとても感激しました。その他、インタビューがあり、当時の想いが語られていて、凄く興味深く今のEPOさんがこのインタビューを見てどう思うのか知りたいです。YOU TUBEでも去年の８月頃から見ていますが、個人的には、この1987年、27歳が最高だと思う。自分もそうだったから。あと、「黒い瞳のガールフレンド」「いつか」「三番目の幸せ」「いとしのエリー」と平山雄一さんの解説も素晴らしいです。

調子の悪かったバッテリーを交換するため購入。
交換したところ、エンジンの始動が安定するようになった。大変良かったです

不思議な雰囲気の謎解き番組『ワンダーゾーン』にこれまたピッタリの不思議な雰囲気の曲、EPOさんらしい曲です。
時間が流れて時が着たら…の例えが歌詞に何度も上り、聞いていると切なくなります。
ちょっと壮大な曲です。

8月23日に新発売ということで、２台を予約注文した。
１台は、ばっちり期待以上の性能で、満足したが、もう１台は不良品。
まったく機能しない。
新製品に初期故障が伴うのは、しかたない？