2001年松竹リリースのDVDから今回BDに買い替えました。これまでに、数度の衣替え&公開10周年ボックスも出ましたが、スルーしてました。今回のBDには、ボックスの映像・音声特典が全て入っているようで、それらが見れたので、満足しています。
特典映像はSD解像度です。特典を見ながら、他の人はどう感じているのか、そして、こんな映画をどうやって作ったのかというのを知ることができるのはとても楽しいです。また違った角度で作品を見直すことができます。どの特典にも役者本人が出てきて言葉を語っているのが印象的です。脇役の方たちの素晴らしさも改めて実感しました。
見るたびにいろんなパワーを与えてくれる稀有な映画ですが、自分は最近、この2時間数分の中に流れる20数年という時の長さというか重さを実感としてわかってきて、最初に見た頃とはまた違った感動を覚えます。
短編「The SharkTank Redemption」は文字通り、本編のパロディですが、どうしてどうして、結構まじめな出来です。転職する/した人には何かしら感じるものがあるはず・・・。妙なリ
アリティがあります。主演のアルフォンソ・フリーマンは、
モーガン・フリーマンの息子さんです。本編にも出てます(有名ですかね)。
本編の画質ですが、正直、BDというにはがっかりな出来です。最近の映画のBDのような高精細な画面を期待して見るとちょっと肩透かしな感じ。VC-1で、ビットレートはほぼ10〜15Mbps前後をうろうろしてます。#ワーナーだからしょうがない?
PS3、DMR-BW930でアプコンしたDVDも見直してみましたが、DVDが意外にも頑張ってるので驚きました。でも、そのあと、またBDを見てみると・・・やっぱり細部の描写はBDが上。字幕は文句なくBDがキレイです(苦笑)。この先、また何周年かのたびにリリースされる可能性大ですが、この映画が好きで好きで、現時点で最良の画質で見たい方はぜひどうぞ。
パッケージの酷評には正直驚きました。ここまで嫌われるなんて・・・。みんなの中にそれぞれの「ショーシャンク」が出来上がってる証拠でしょうか。でも映画ファンなら誰でも絶対見たことある、映画アートのあのDrew Struzanですヨ。特典のショーシャンク・コレクションには、10周年記念にフランク・ダラボン監督自らDrew StruzanとSebastian Kruger(こちらも有名らしい)に作品を依頼したことが書いてあります。Drew Struzanには圧倒される!とメッセージを寄せてます。自分は彼の絵、大好きです。まあ、たしかに本編と合っているかと言うと、微妙ですけど。もう一枚の牢屋越しの絵の方がいいかも。
蛇足ですが、映画好きな方は、Drew StruzanのオフィシャルHPを一度のぞいてみて下さい!きっと楽しめると思うので。彼の作品をほとんど見れるように思います。こんな絵も描いてたの?とびっくりできるものもあるかも!?