山口貴由先生の「
シグルイ」を読んでから、この本へたどり着きました。同じ素材を使った料理ですが、「
シグルイ」のある意味洗練された絵とストーリーとは対照的なこの作品はより本能を呼び覚ます気がします。平田弘史先生の力のこもった絵はまったく古びておらず、武士の気迫が伝わってくるようです。ストーリーの残虐性がよく言われますが、その奥にあるユーモアを味合うのが本来の楽しみ方だと思います。
絶版のためいままで読む機会のなかった名作をみつけて1分で手にすることができるのはとても嬉しいことです。
解像度が低いのでkindle paperwhiteでは少し読みにくいところがあります。
iPad等の10インチクラスのパッドで読むのをおすすめします。