Showtime Storytime
2012からサポートで参加していた、RIVAMP(元AFTER FOEVER)のフロール嬢(Vo)と、イリアン・パイプス(アイルランドの民謡楽器)奏者のトロイが正式加入してのWacken Open Air 2013のステージの模様をフル収録した2ブルーレイ&2CD。
ブルーレイの方はdisk1にライヴの映像disk2にツアードキュメンタリーの模様が収録されています。
ターヤ嬢時代のNIGHTWISHを再現し、かつフロールの良さをとりいれた歌唱はまさに圧巻!やはりNIGHTWISHにはフロールが適任でしょう。
ブルーレイの方はdisk1にライヴの映像disk2にツアードキュメンタリーの模様が収録されています。
ターヤ嬢時代のNIGHTWISHを再現し、かつフロールの良さをとりいれた歌唱はまさに圧巻!やはりNIGHTWISHにはフロールが適任でしょう。
ショータイム,ストーリータイム [DVD]
大きく強くなったNightwish
DVD1にはドイツのワッケンのライブ演奏、DVD2にはフロントVo.の交代のドキュメンタリーやツアーの様子が収録されており、見ごたえ十分。
なんといってもフロントVo.がフロール・ヤンセンに代わってスケールが大きくなった。Nightwishは大きく強く生まれ変わったように思える。
前任のA嬢のVoははっきり言って物足りなかった。しかし、フロールは初代Vo.のターヤの後を継ぐに相応しい力量を備えている。
彼女の実力はAfter Foreverの時代から際立っていた(美しいソプラノのゴシックメタルアルバム「Decipher」、SimphonicMetalアルバムの「Afterforever」など)。
彼女は曲のどこからでも思うように声が出せている、しかも北欧系ソプラノ特有ののびやかで美しい声、長身のステージパフォーマンスも素晴らしい。
Simphonicで美しいメロディー、疾走感、有機的でのびやかなパイプ演奏、重量感のあるドラムス、剛性感のあるギター、ワッケンの8万人以上が熱狂するのは当然だ。
ロック、メタルファンなら必見です。
DVD1にはドイツのワッケンのライブ演奏、DVD2にはフロントVo.の交代のドキュメンタリーやツアーの様子が収録されており、見ごたえ十分。
なんといってもフロントVo.がフロール・ヤンセンに代わってスケールが大きくなった。Nightwishは大きく強く生まれ変わったように思える。
前任のA嬢のVoははっきり言って物足りなかった。しかし、フロールは初代Vo.のターヤの後を継ぐに相応しい力量を備えている。
彼女の実力はAfter Foreverの時代から際立っていた(美しいソプラノのゴシックメタルアルバム「Decipher」、SimphonicMetalアルバムの「Afterforever」など)。
彼女は曲のどこからでも思うように声が出せている、しかも北欧系ソプラノ特有ののびやかで美しい声、長身のステージパフォーマンスも素晴らしい。
Simphonicで美しいメロディー、疾走感、有機的でのびやかなパイプ演奏、重量感のあるドラムス、剛性感のあるギター、ワッケンの8万人以上が熱狂するのは当然だ。
ロック、メタルファンなら必見です。
ショータイム,ストーリータイム(初回生産限定盤) [DVD]
多くの方に見て欲しい圧巻のライブ映像です。
まずは何といってもフロール・ヤンセン。
Afterforever を聴いていなかったのでその実力を知らなかったのですが、
歌唱、パフォーマンス、ルックスどこをとっても本当に素晴らしいボーカリストです。
メタルをここまで熱く、クセがなく、美しく歌える女性を私は見たことがありません。
基本スタイルはメタルですが、歌唱にしてもドキュメンタリーで見られる性格にしても、
どこか穏やかさと優しさが内包されているところが、Nightwish との相性の良さだと感じます。
その相性たるや、このままツォーマスとフロールはデキてしまうんじゃないかと思う程に(笑)
いや、そうなってバンドが末永く活動してくれればファンとして本望であります。
(ついでに、フロールは写真の静止画よりも動いている方がはるかに綺麗でセクシー)
ターヤ時代の曲はオペラ調が強いためあまり繰り返し聴く気にならず、
アネットはインパクトが弱くアルバムも未聴でしたが、今回ちょっとした
きっかけでこの作品を購入してから、過去の作品も含めてすっかりファンの一員です。
本作の構成について、ツォーマスが、
「Showtime, Storytime はどちらが本編ということはなく、どちらとも本編なんだ」
ということを話していましたが、両方見てその意味がわかりました。
8万人を超える観衆の前で行われた Wacken open air のライヴは言わずもがな、
ドキュメンタリーである Please Learn The Setlist in 48 Hours は、普段我々ファンが
目にすることはできないバンドの裏側を見ることができ、実に興味深い内容となっています。
本来起こってはいけない事件から物語は始まり、それを奇跡の離れ業で乗りきった有様、
その後のメンバーの苦悩や、救世主となるフロールの登場、フロールや他のメンバーが
努力の末に見事ライヴを完遂していく様は正に感動的という他にありません。
フロールと共に正式に加入したトロイも、この映像を見ていると演奏面だけでなく
バンドの精神面において大きな存在になっているが故だろう、と感じさせられます。
合間にメンバーが語る内容も赤裸々です。
ミステリアスなバンドというのも魅力的ですが、こうして裏側までしっかりと見せて
くれることは素直にうれしく興味深いことではないでしょうか。
(少なくともバンドの魅力が損なわれるなんてことはありません)
遊び心もしっかり含まれていて、途中笑ってしまうところもあります。
あと、メンバーがそれぞれ深い心境を語る中、エンプだけはどこか話が軽くて
おちゃらけが目だっていた気がしました(笑)
アネットの脱退については今でも色々ときな臭い話はあるようですが、
私個人としては素晴らしい音楽を届けてくれているバンド側 Nightwish こそ正義です。
この映像に収められている内容以上の話は必要ありません。
ところで、このドキュメンタリーはアネット側から要請があった関係で、
8割程度できていた内容を再編集したものだそうです。
バンドは納期まで期間もなくどうしようもなくなりかけていたそうですが、
監督のヴィレという方の超ファインプレーの末に仕上がったとのこと。
ツォーマスは、「ヴィレは魔法使いだ」といい、マルコからは感謝の歌が送られました。
その歌は本作のボーナストラックとして収められています。
日本の限定版は定価 \8800 (Amazonならもう少し安価)と安くはありませんが、
翻訳のおかげで隅々まで楽しむことができ、全く損はしなかったと感じています。
唯一残念だったのが、ライヴのクライマックス、Last Ride of the Day において
終盤に大きめのノイズが入っていることです。
DVD、CDともに入っていましたが修正は難しかったんでしょうか。
ラストの曲で会場もメンバーも最高潮に達しているところでしたので実に惜しい。
しかしながら、これだけの理由で評価を下げるような作品では到底ありません。
ということで、文句なしの☆5です。2015年に予定されている新譜が本当に楽しみ。
ゲストで事件から Nightwish を救った女神、エリゼとアリッサが参加したら泣けるかも。。
まずは何といってもフロール・ヤンセン。
Afterforever を聴いていなかったのでその実力を知らなかったのですが、
歌唱、パフォーマンス、ルックスどこをとっても本当に素晴らしいボーカリストです。
メタルをここまで熱く、クセがなく、美しく歌える女性を私は見たことがありません。
基本スタイルはメタルですが、歌唱にしてもドキュメンタリーで見られる性格にしても、
どこか穏やかさと優しさが内包されているところが、Nightwish との相性の良さだと感じます。
その相性たるや、このままツォーマスとフロールはデキてしまうんじゃないかと思う程に(笑)
いや、そうなってバンドが末永く活動してくれればファンとして本望であります。
(ついでに、フロールは写真の静止画よりも動いている方がはるかに綺麗でセクシー)
ターヤ時代の曲はオペラ調が強いためあまり繰り返し聴く気にならず、
アネットはインパクトが弱くアルバムも未聴でしたが、今回ちょっとした
きっかけでこの作品を購入してから、過去の作品も含めてすっかりファンの一員です。
本作の構成について、ツォーマスが、
「Showtime, Storytime はどちらが本編ということはなく、どちらとも本編なんだ」
ということを話していましたが、両方見てその意味がわかりました。
8万人を超える観衆の前で行われた Wacken open air のライヴは言わずもがな、
ドキュメンタリーである Please Learn The Setlist in 48 Hours は、普段我々ファンが
目にすることはできないバンドの裏側を見ることができ、実に興味深い内容となっています。
本来起こってはいけない事件から物語は始まり、それを奇跡の離れ業で乗りきった有様、
その後のメンバーの苦悩や、救世主となるフロールの登場、フロールや他のメンバーが
努力の末に見事ライヴを完遂していく様は正に感動的という他にありません。
フロールと共に正式に加入したトロイも、この映像を見ていると演奏面だけでなく
バンドの精神面において大きな存在になっているが故だろう、と感じさせられます。
合間にメンバーが語る内容も赤裸々です。
ミステリアスなバンドというのも魅力的ですが、こうして裏側までしっかりと見せて
くれることは素直にうれしく興味深いことではないでしょうか。
(少なくともバンドの魅力が損なわれるなんてことはありません)
遊び心もしっかり含まれていて、途中笑ってしまうところもあります。
あと、メンバーがそれぞれ深い心境を語る中、エンプだけはどこか話が軽くて
おちゃらけが目だっていた気がしました(笑)
アネットの脱退については今でも色々ときな臭い話はあるようですが、
私個人としては素晴らしい音楽を届けてくれているバンド側 Nightwish こそ正義です。
この映像に収められている内容以上の話は必要ありません。
ところで、このドキュメンタリーはアネット側から要請があった関係で、
8割程度できていた内容を再編集したものだそうです。
バンドは納期まで期間もなくどうしようもなくなりかけていたそうですが、
監督のヴィレという方の超ファインプレーの末に仕上がったとのこと。
ツォーマスは、「ヴィレは魔法使いだ」といい、マルコからは感謝の歌が送られました。
その歌は本作のボーナストラックとして収められています。
日本の限定版は定価 \8800 (Amazonならもう少し安価)と安くはありませんが、
翻訳のおかげで隅々まで楽しむことができ、全く損はしなかったと感じています。
唯一残念だったのが、ライヴのクライマックス、Last Ride of the Day において
終盤に大きめのノイズが入っていることです。
DVD、CDともに入っていましたが修正は難しかったんでしょうか。
ラストの曲で会場もメンバーも最高潮に達しているところでしたので実に惜しい。
しかしながら、これだけの理由で評価を下げるような作品では到底ありません。
ということで、文句なしの☆5です。2015年に予定されている新譜が本当に楽しみ。
ゲストで事件から Nightwish を救った女神、エリゼとアリッサが参加したら泣けるかも。。
Once
女性Vo.ターヤ率いるフィンランドのバンドの5th。
最初に感じたことは、1曲目のへヴィーなギターリフに驚くも、同時にエキサイトさせられた。次の曲はこのアルバムのハイライトと言うべきの曲でつかみはOKだった。
しかし、中盤になるにつれて、その作りこまれすぎ感が強すぎて、正直冷静に聴けませんでした。どうしても過去の楽曲と比べてしまうので。
ただ、待望の初来日が決まって以来、冷静にこのアルバムと向き合いました。
確かに3rdのようなパワーメタルはないですが、このバンドがいかに成長してきたかがわかるアルバム。
ターヤも表現力が幅広くなったし、マルコの歌唱も最高。
そしてなりより、民族音楽を取り入れようと、ヘヴィメタルであるべきことをやっているので、このバンドの奥深さを思い知らされた。
最初に感じたことは、1曲目のへヴィーなギターリフに驚くも、同時にエキサイトさせられた。次の曲はこのアルバムのハイライトと言うべきの曲でつかみはOKだった。
しかし、中盤になるにつれて、その作りこまれすぎ感が強すぎて、正直冷静に聴けませんでした。どうしても過去の楽曲と比べてしまうので。
ただ、待望の初来日が決まって以来、冷静にこのアルバムと向き合いました。
確かに3rdのようなパワーメタルはないですが、このバンドがいかに成長してきたかがわかるアルバム。
ターヤも表現力が幅広くなったし、マルコの歌唱も最高。
そしてなりより、民族音楽を取り入れようと、ヘヴィメタルであるべきことをやっているので、このバンドの奥深さを思い知らされた。