昨年冬に、前期F31レパードが新金型で発売されたので「これは近々、あぶ刑事版が出るな」と踏んでいたところ、やはり出ました。アオシマさんの新金型モデルだけあって作りは精密。赤色灯、TLアンテナ、無線機もちゃんとついてます。しかも三角パイロン付き。また箱絵も新規、横浜赤煉瓦倉庫をバックにした大変素晴らしいものです。２箱買いましょう。

連続ドラマの「もっとあぶない刑事」が高視聴率のまま終了を迎えたのが、
１９８９年（平成元年）３月３１日のことである。翌日、４月１日土曜日に
なると話題は（消費税３％）であったのは記憶に上るとこだ。
そして本作映画「もっともあぶない刑事」が公開されたのが４月下旬。
増税に負けないくらい？の覇気が漲っていた本作。初期一連の締めくくりと
して鷹山と大下の活躍を堪能できる。
　何処かの映画レビューに、北野映画のバイオレンス調は村川監督の映画と
似るところがあると記していた方がいた。そのバイオレンス調に（全体的なブラック
ユーモア、不器用な善悪キャラの末路）要素も入れたもの。映画のパッケージとして
北野映画と村川映画は確かに共通するところがある！　
映画ツウにとっては色々な角度から楽しんでみれる作品に仕上がっている劇場版３作目。
　この作品も金曜ロードショーで再三放送されていたが、結構CMの入れかたまで場面
ごとに巧かったとおもう。TV放送時も見易くなっていた。
消費税８％になっても二人の勇姿に価値はあり（笑）

DISC.2で初収録されたDISC.1洋楽のカラオケはとても意味がある。その反面たとえ空き時間への再収録とはいえ、使用頻度が高い曲を収録せずに、シリーズを通じて使用されなかった曲を収録したことは、ツメが甘い。あとOPとEDも追加収録されたが、TV VERSIONのマスターがないようでCD音源なのも残念。

スカパーでHD版を放送してたのでもしや…と思っていましたがやはり発売ですか！
個人的にはまとめてBOX化するなりして価格も抑えて欲しかったところですが…
（角川の旧作のBD化作品は割引込で\2,000程度です、見習って欲しい）

北の国から等、往年の日本ドラマでBD化したものはイマイチ売れない傾向にありますが、
ファンとしてはやはりどんどん発売して欲しいところです。

ところでDVD版では生産数が少なくプレミア化したTV版BOXですが、
BDはいつ発売されるのでしょうか？

外装箱は前作(港３０３号、５号)同様、赤煉瓦倉庫とミラーに弾痕のシブイ演出。車両も精巧で、ＴＬアンテナ、無線機、サンルーフ助手席側の前側に意図的に置かれた赤色灯といった、まさに「あぶ刑事の港３０２号」を破綻無く再現している。さすが、アオシマ製といったところです。