私は今までスターバックスのお店でコーヒー豆を購入していたのですが、ネット通販で安く購入できないかと思いつき、調べていく内にこの商品に行き着きました。
ここで販売されているのは「コストコ」というアメリカ生まれの大きなスーパーの転売だと思いますが、コストコで自分で実際買うよりは高いけれども、それでもここにある商品はグラム当たりで計算してみるとスターバックスの豆の半額くらいで買えることになります。
この商品はスターバックスの名前があっても、あくまでローストをスターバックスがしたということなので、豆を選んでいるのはスターバックスではなくコストコのオリジナルブランドの「カークランド(KIRKLAND)」でしょう。そのカークランドについて調べてみると、高品質なものを大量に仕入れ・生産して安く提供することを目指したブランドということでとても人気があるようでした。
スターバックスのハウスブレンドはラテンアメリカが原産でしたが、この豆は東ティモール、
ペルー、
メキシコと東アジア・南米なのでスターバックスのハウスブレンドと全く同じ味ではないと思います。しかしこっちの方が安いから、こっちの豆の方が品質が低いということではなく、このカークランドというブランドだからこそ、よりよい品質の豆をフェアトレードで大量に仕入れて安く提供できているのだと思っています。だからこそスターバックスも自社のブランドの名前を出してローストをすることを認めている商品なのでしょう。自分が味わってみた感想はこの商品もスターバックスのハウスブレンドもどっちがいいということはなく「どっちもおいしい」でした。
以前私は「おいしいコーヒーの真実」という映画を観て、貧しい原産国にとってフェアトレードというのはとても喜ばれるもので、またその国の貧困をなくしていくためにはなくてはならないことだと感じました。ですのでこのコーヒーを飲む時はスターバックスよりよい品質の豆を、スターバックスのローストで、スターバックスの店の半額で、しかも原産国により利益を還元してこのコーヒーをいただくことができるのだと感謝しながら飲むことにしています。