「社会を変える」のはじめかた 僕らがほしい未来を手にする6つの方法 (vita)
知人の紹介で買ってみたこの本。
政治のことは高校で勉強した以来でした。
ニュース番組を見るたびに
政治の腐敗が叫ばれ、日本に希望を持てなくなっていました。
それに政治の「何」が原因で良くならないのかもわからず
「どうしようもない」とばかり考えていました。
読んで変わりました!
人任せだったことをまず自分ごとに落とし込む。
ちゃんと自分たちの意見を待っていて
実現してくれる政治家もいることを知りました!
願う前に、まず行動ですね!
著者さんの行動力には感服です(^^)
色んな人が読んで、
市民の力で政治が動く日がきたらいいなー!
政治のことは高校で勉強した以来でした。
ニュース番組を見るたびに
政治の腐敗が叫ばれ、日本に希望を持てなくなっていました。
それに政治の「何」が原因で良くならないのかもわからず
「どうしようもない」とばかり考えていました。
読んで変わりました!
人任せだったことをまず自分ごとに落とし込む。
ちゃんと自分たちの意見を待っていて
実現してくれる政治家もいることを知りました!
願う前に、まず行動ですね!
著者さんの行動力には感服です(^^)
色んな人が読んで、
市民の力で政治が動く日がきたらいいなー!
九月の雨 (偕成社コレクション―四季のピアニストたち)
単行本『サマータイム』の続編。「九月の雨」「ホワイト・ピアノ」が収められている。文庫版では、『サマータイム』一冊にまとまっている。
7年前、事故で左腕と父親を失った16歳の広一。やるせない気持ちと、母の恋人に対する複雑な心の動きが描かれた「九月の雨」。
12歳の時に広一と出会って恋をし、喧嘩別れしたまま14歳になった佳奈の物語、「ホワイト・ピアノ」。古いピアノの音色に心がほどけていく。
冬の公園で、広一を思いながら12歳の佳奈は考えるのだった。
「私は、早く大人になりたいと思った。
大人になれば、つまらない喧嘩をしたり、つまらない手紙をもらったりしないだろう。こんな冬の日にぴったりの、好きな色のコートを買って、一番好きな人と手をつないで、風の中を一日中だって歩ける」
果たして大人になってみればどうだろう。自分に照らせば、まったくもって佳奈の考えるようにはなっていない。好きな人と手をつないで歩くどころか、気に入りのコートを見つけることすらままならない。しかし、この部分を読むと激しく共感してしまうのはなぜだろう・・・・・おそらく、少女の心に戻って未来の自分を夢みてしまうからなのだ。
このシリーズには、取り戻せない少年少女の日々が、うつくしいイメージで保存されている。自分は佳奈でも広一でもないけれど、そのイメージは普遍的で、読めばいつでもあの頃に帰れるのである。
7年前、事故で左腕と父親を失った16歳の広一。やるせない気持ちと、母の恋人に対する複雑な心の動きが描かれた「九月の雨」。
12歳の時に広一と出会って恋をし、喧嘩別れしたまま14歳になった佳奈の物語、「ホワイト・ピアノ」。古いピアノの音色に心がほどけていく。
冬の公園で、広一を思いながら12歳の佳奈は考えるのだった。
「私は、早く大人になりたいと思った。
大人になれば、つまらない喧嘩をしたり、つまらない手紙をもらったりしないだろう。こんな冬の日にぴったりの、好きな色のコートを買って、一番好きな人と手をつないで、風の中を一日中だって歩ける」
果たして大人になってみればどうだろう。自分に照らせば、まったくもって佳奈の考えるようにはなっていない。好きな人と手をつないで歩くどころか、気に入りのコートを見つけることすらままならない。しかし、この部分を読むと激しく共感してしまうのはなぜだろう・・・・・おそらく、少女の心に戻って未来の自分を夢みてしまうからなのだ。
このシリーズには、取り戻せない少年少女の日々が、うつくしいイメージで保存されている。自分は佳奈でも広一でもないけれど、そのイメージは普遍的で、読めばいつでもあの頃に帰れるのである。