セカンド写真集と言うことなので、先の「きんぎょ」の続きみたいなのを想像していていましたが、良い意味で裏切られました。大きさはつい最近出たばかりのAKBの旅行日記よりもさらに若干小さい。でも、ボリュームいっぱい。ページ数も70ページ近いもの。
そして、内容が凄い。終わりの方で水着やアンダーウェアっぽいものを身にまとったショットが続くが、あとはそれほどでもない。でも、この子って普通の
スーツっぽいものを着ててもなんだか凄まじいフェロモンを発するんですよね。普通の子のこの年齢の子が着るであろう服、ちょっとエキセントリックな服を着たりしているのもあるし、着物もある。どのショットもすごくいい感じ。なかにはモノクロのモノ、コラージュしたモノ、さらには遠くから写していてせっかくの玲奈がえらく小さくうつっちゃってる写真もあるけど、この本、全体として見るとうーん、これもありかななんて思わせる。それぐらいこの子はいい。画になる。
でも、そういった写真は本の約3分の2くらい。あとはインタビュー、エッセイ、漫画など。そして、そういったモノにも彼女の写真がいろいろ工夫されて配されていて、なかなか面白いものになっています。漫画なんか彼女が直接出演でとなっています。そして、そういったエッセイなんかがすごく面白い。飾らない素直な語り口からしていい。語られる内容もへー、ほほーと言うところ大。読み応え、見ごたえ十分。れなひょんのことがこの一冊で結構わかります。なんで「れなひょん」なのかもわかりました。
ファーストからえらく早いなと思ったけどこういうことだったんですね。同じものを出すよりはこういった方がれなひょんがよけいに楽しめるというもの。プロデュースも良かったんだろうけど、この子の頭の良さが分かるというものですね。
AKB48のグループの最重要人物の一人。この人がいなければ今のSKE48はもちろんなかっただろうし、AKB48も相当違ったものになっていたはず。そして、なんと今度は乃木坂にまで。すごいですね。この子ならやるでしょうね。また、年齢とともに残念なことになるアイドルが多いけど、奇跡的にこの子はそうではなくますますきれいになってる。この子の飾らない美しい性格がそうさせているのかもしれませんね。
AKBファンなら間違いなく買いでしょう。フォトブックとしなかったのはなぜかわからないけど、結構写真もあるし、読み物のところにもれなひょんの写真があるというよりは写真と読み物がうまく同居しているという形の本だからでしょうか。
「ヘメレット」の意味も最後の方にあります。なんだという感じだけどこの子らしいですね。
すごくいい本だと思います。