電撃的東京
初めてこれを聞いた時のショックは忘れられない。「なんやこれ!!おもろいやん」、どう表現したらいいのか難しいのですが、ハルヲフォンにかかってホンマの歌のよさが表現されたという感じがしてます。この歌を自分なりに歌ってみようという選曲の耳の確かさが絶妙ですが。本当はメジャーになってしかるべきアーティストだと確信してますが、あんまり有名にならず、知る人ぞ知るアーティストであって欲しいという気持ちもしております。何でも出来て、先が読めて、多才、器用すぎるのでしょうか?近田春夫の究極の1枚です。楽しいです。最後に「東京物語」はもう素晴らしいの一言に尽きます。
僕の読書感想文
著者が「文化鳥類学」というユニークな分野の本を読んで一番思ったのは、「本当に好きなことやものについて書かれた文章は、美しく力がある、ということだ」。奥野信太郎の文章を評して「ほんの少し前まで、日本語はもっと木目の細かなものだった」と。本書に登場する本はジャンルも様々だが、一貫して格調ある文章にこだわって選ばれている。いわゆる名文家ということではなく、著者の生き方が選ぶ言葉や文章のリズムに表れるような文章を求めて、小説もエッセイも伝記も、音楽も映画も落語も歴史もSFも受け止める。『考えるヒット』の批評眼、文章力は、こういう読書遍歴からうまれたということだ。エッジの効いたミュージシャンが、古きよき日本語を愛し、その美徳の喪失を嘆く。驚くほど正統な書評集。
COME ON LET’S GO
このバンドを初めて聴いたのは後楽園球場のコンサート。当時割りとシビアの音楽を聴いていた私にとって、何だフザケたバンドという印象が強かった、GSメドレーの後やったのは(シンデレラ)この曲名、アイドルじゃあるまいに、さらにかアクションがやけにふざけていやがった。しかし雑誌のレビューを見たら凄くよい評価。それでも、今聴いてみるとなかなか素晴らしいアルバムだ。特に(秘密のハイウェイ)の間奏は言葉に表せないほど。 これだけ、実力があったんだ。
近田氏本人は、郷ひろみを目指すといっていた。それもまた誤解を受ける。当時、プロのミュージシャンをしていた人に、「ハルヲフォンってすごくうまくて実力があったね?」聞くと、「あのふざけた感じ嫌だった」という返事がかえってきた。つまり、プロのミュージシャンにも実力が評価されなかった。もっとも私も、パンタをよく聴いていたんで
前述のような状況だった。それでも、今改めて聴くとすごいグループだと思うし、今のロック全盛の時代に十分寄与したバンドだと思う。
近田氏本人は、郷ひろみを目指すといっていた。それもまた誤解を受ける。当時、プロのミュージシャンをしていた人に、「ハルヲフォンってすごくうまくて実力があったね?」聞くと、「あのふざけた感じ嫌だった」という返事がかえってきた。つまり、プロのミュージシャンにも実力が評価されなかった。もっとも私も、パンタをよく聴いていたんで
前述のような状況だった。それでも、今改めて聴くとすごいグループだと思うし、今のロック全盛の時代に十分寄与したバンドだと思う。