前半はFXを「エントリー」、「利食い」、「損切り」、「メンタル」の4つの要素に分けて、それぞれを解りやすく説明されています。
後半には数字を交えて投資の考え方の解説と、最後に参考例として一つの手法の解説、そして更に勉強したい人向けに実践のダイジェストが入っています。
ただ、入門基本編となっていますが、専門用語やFX自体を全く知らない方の場合、それらの内容は含まれませんので、そういった本を先に一冊読まれる必要はあると思います。

ほとんどの項目が、見開き2ページで、左側のページはカラーの図解で右ページの項目の
補助になっていますとても見やすい構成です。

「5分足チャート」、「板」、「リアルタイムランキング」の３つだけに絞り込んで、むずかしいテクニカルな
分析などの要素無しで、利益を出す方法が解説されています。

むずかしいテクニカル分析なしなので、株が初めての人には良い本だと思います。
信用取引にも触れられていますが、初めはやめておいた方が無難でしょう。
また、パソコン2台用意しようとありますが、1台のPCで、2台のモニターのほうが使いやすいと
思います。

読みやすく、分かり易く、すぐ実践出来る内容です。

ＰＣを簡単にマルチモニタにすることができます。設定は付属のＣＤからすぐにできます。そして、増設するモニタとＰＣの間に本機を接続すればＯＫです。ＰＣとはＵＳＢでつなぎますので電源は不要です。画質もきれいで、コストパフォーマンスは抜群です。マルチモニタにすると事務処理の能率がぐっとあがります。インターネットで検索しながら文書を書いたり、入力したりすることができます。本機を自信をもってお勧めします。

実際に株トレードをやっていて、前作もプレーしている前置きでレビューします。

行き成り株取引を始めると、初心者の場合、防げたはずの大損失を被る可能性がある為、今作は、実際の株取引の雰囲気や心構えを疑似体験する上では大変有益です。

前作に比べ、小売業、金融業など、特定のカテゴリーに絞って取引をさせるなど、一通りの業界を勉強させるように作られていたり、信用買いなどの実例も採用している点は、前作より、より実践的と言う事が出来るでしょう。個人的にはこれに加え、チャートの代表的な形(2トップ、ボトム、三尊など)も解説や実践があれば、より有効でした。例えばチャートを10ほど用意し、チャートが上昇に転じ始めたものを3つ選び出せ、など。

また、前作は基本デイトレを中心とした構成でしたが、今作は主に1日単位での構成となっています(デイトレも可能です)。

数々のデイトレ本を参考にしてきましたが、これは集大成とも言える内容です。

一年ほど前から、日中足チャートに頼るあいまいなデイトレは疲れるので、ほとんどやらなくなってしまったのですが、この本を読めば、前日もしくは数日前から銘柄を絞り込んで余裕をもってトレードにあたれるように思いますので、これなら復活してもよいかなとまで思わせてくれます。
トレードスタイルのなかでは、デイトレは簡単そうにみえますが、実は継続してプラスを続けるのが難しいトレードだと思っています。
テクニカル中心のトレードでは数日から１〜２週間程度のスイングトレードがもっとも危険が少なく、継続して利益が出しやすいトレード方法です。以外にも逆のようですが、スイングをマスターしてからデイトレの世界に入った方が成功率が高いと考えています。理由はこの本を手に取れば分かると思います。

この”世界一わかりやすい!株価チャート実践帳(デイトレード編)”はチャート本の範疇を越えて、本当にトレードに必要な実践的知識が盛り込まれた名著だと思います。これを読めば、その場限りのデイトレなど危なっかしくて出来ないことが理解できるでしょう。デイトレに必要なのは実は綿密な下調べなのです。