ザ・ウォール~ライヴ・イン・ベルリン~ [DVD]
1980年ごろのPINKFLOYDによる、THE WALLコンサートの
現代復刻版である。
アルバムの全曲演奏。ステージ上の壁作りと崩壊。
スケールは本作のほうが大きいが、1980年にこれと同様の
ステージをこなしていたことに驚かされる。
そのころの映像が希少なため、本作は往時に思いを寄せるための
ものとなるだろう。
演奏は本作の方がタイトですよ。
現代復刻版である。
アルバムの全曲演奏。ステージ上の壁作りと崩壊。
スケールは本作のほうが大きいが、1980年にこれと同様の
ステージをこなしていたことに驚かされる。
そのころの映像が希少なため、本作は往時に思いを寄せるための
ものとなるだろう。
演奏は本作の方がタイトですよ。
Amused to Death
1992年発表されたロジャーウォーターズのソロ作品・・・邦題は「死滅遊戯」、すげえ!!得意のコンセプトアルバムで、情報とそれに支配される人間の関係を取り上げている様です。やっぱりロジャーウォーターズが、ピンクフロイドだと感じてしまう内容です。彼のソロの中では、一番ロックしているのでは・・・曲構成は本当に見事です!!ポイントはジェフベックが全編にわたって参加、バンドの一員として素晴らしい仕事をしています。ジェフファンも必聴の1枚・・・GREAT!!
イン・ザ・フレッシュ [DVD]
が、何か吹っ切れない部分がありますね。フロイドの活動を自ら終結させ、それなりにレベルの高いソロアルバムを発表してきたのに、ここでのライブはほとんどフロイドの曲。ギルモア・フロイドの盛り上がりに刺激されたのか、過去の遺産の価値にようやく気がついたのか、そこらの事情はよくわかりませんが、「狂気」からの曲についてはほとんどボーカルとってないですし、そこまでして再現する必要があったんでしょうか。「アニマルズ」以降のアルバムは、ほとんどロジャーがメインの作品なので、それなりに説得力ありますし、「炎」収録の「ようこそマシーンへ」や懐かしの「太陽賛歌」のように、ほぼロジャーによるプロダクションのものについては、文句のつけようがないんですが、(「ようこそマシーンへ」のドラムはちょっと違うかも知れませんが、、)「クレイジー・ダイアモンド」はシド・バレットへのオマージュは感じるものの、ギルモア不在を感じてしまいます。最近出たギルモアのライブのように自分の今やりたいことと、お客さんを楽しませる部分を明確に分けたような内容であれば、それなりに納得感がありますが、あの「ロジャー・ウォーターズ」がそんな安易なことをしていいのかという、なんとも複雑な気持ちにさせられました。このライブDVDは本当に素晴らしい内容ですが、ロジャー本人は、正直どんな風に感じているんでしょうか。ギルモアのライブのレビューにも書きましたが、フロイドというブランドの重さをこちらでも感じました。
Pros and Cons of Hitchhiking
「胡蝶の夢」みたいなストーリーで、自我とは?現実とは?世界とは?みたいなテーマも入っていると思う。コンプレックスとトラウマが渦巻く「ウォール」や「ファイナルカット」よりも、若干抜けが良く、「ストレンジャーの瞳」の歌詞などは、ちょっと達観している感じがする。楽曲的には中弛みを感じないではないが、何曲かは感動的。