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THE DIG Special Edition CSN&Y (クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング) (シンコー・ミュージックMOOK)
1974年の ライブがもうじき発売です 今年の夏の楽しみがまた増えました
といってもあまり期待しすぎるのも考え物ですが 彼らがロック史に残した偉大なる軌跡を
今となって見たり聞けたりできると思うと 今更ながら長生きしてよかったなって思います
このメンバーが切り開いたあの時代のあの ひりひりとした空気感がタイムマシーンのように
よみがえるのが楽しみです。
といってもあまり期待しすぎるのも考え物ですが 彼らがロック史に残した偉大なる軌跡を
今となって見たり聞けたりできると思うと 今更ながら長生きしてよかったなって思います
このメンバーが切り開いたあの時代のあの ひりひりとした空気感がタイムマシーンのように
よみがえるのが楽しみです。
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Illegal Stills
コロンビア時代のスティヴン・スティルスの3枚のCDは、ややもすると見落とし
されがちです。この時期の前後に、華々しいCSN&YとCS&Nのリユニオンがあ
り、大成功を収めたことも原因としてあると思われます。特に『スティルス・孤高の
世界』がフォーク調の地味な音作りだったため、何か激しいロックを期待した人は肩
透かしを食わされたような感じがしたものです。
それに比べ、今作品はスティルスらしくないポップでおしゃれな曲が多い印象を持
ってしまいます。しかし、デイカスにボーカルを譲った曲が主にそう感じられるだけ
のようですね。他の曲では、スティルスらしいギターの独特の使い方や、あのぐいぐ
い引っ張っていくようなボーカルが炸裂しています。ニール・ヤングの『ザ・ローナ
ー』など、ヤングのファースト収録曲にひけをとりません。さらに、独特のラテン・
ナンバーやラストの『サークリン』での豪快なマナサス調ロック・ナンバーは聞きご
たえがあります。AORとは異質の音楽だと思われますね。
ポップな曲も、当時妻だったフランス人シンガーのヴェロニク・サンソンの曲もあ
ることから、彼女の影響を受けた作品のようです。いつもよりおしゃれで、かつしっ
かりロックもやっている彼の好調さがうかがわれる出来の1枚となってます。スティ
ルス・ファンなら聞いて損はないはず。
されがちです。この時期の前後に、華々しいCSN&YとCS&Nのリユニオンがあ
り、大成功を収めたことも原因としてあると思われます。特に『スティルス・孤高の
世界』がフォーク調の地味な音作りだったため、何か激しいロックを期待した人は肩
透かしを食わされたような感じがしたものです。
それに比べ、今作品はスティルスらしくないポップでおしゃれな曲が多い印象を持
ってしまいます。しかし、デイカスにボーカルを譲った曲が主にそう感じられるだけ
のようですね。他の曲では、スティルスらしいギターの独特の使い方や、あのぐいぐ
い引っ張っていくようなボーカルが炸裂しています。ニール・ヤングの『ザ・ローナ
ー』など、ヤングのファースト収録曲にひけをとりません。さらに、独特のラテン・
ナンバーやラストの『サークリン』での豪快なマナサス調ロック・ナンバーは聞きご
たえがあります。AORとは異質の音楽だと思われますね。
ポップな曲も、当時妻だったフランス人シンガーのヴェロニク・サンソンの曲もあ
ることから、彼女の影響を受けた作品のようです。いつもよりおしゃれで、かつしっ
かりロックもやっている彼の好調さがうかがわれる出来の1枚となってます。スティ
ルス・ファンなら聞いて損はないはず。
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スティーヴン・スティルス
このアルバムは、70年11月に発表された彼のソロ一作目で、CSN&Yでの不満をぶつけるかの如く、やけに気合の入った実り多い作品となっている。
全曲捨て曲なしで、彼の幅広い音楽性を十分披露した作品でもある。
ゲストには、ジミ・ヘンドリックスとエリック・クラプトンが参加しており、こんな超スーパー・スターとの競演をするなんて、彼の演奏技術の高さと自信の表れだろう。
実際、ジミヘンのギター、スティルスのオルガンが暴れる「オールド・タイムス・グッド・タイムス」はかなりの白熱した演奏で聴き応えがある。
また、テキーラのんだ後に録音したという「ブラック・クイーン」でのアコースティック・ギター一本での弾き語りもめちゃカッコ良い。
ソロ一作目ではあるが、彼のキャリアの中でも一つのピークを記録した重要な作品だと思う。
全曲捨て曲なしで、彼の幅広い音楽性を十分披露した作品でもある。
ゲストには、ジミ・ヘンドリックスとエリック・クラプトンが参加しており、こんな超スーパー・スターとの競演をするなんて、彼の演奏技術の高さと自信の表れだろう。
実際、ジミヘンのギター、スティルスのオルガンが暴れる「オールド・タイムス・グッド・タイムス」はかなりの白熱した演奏で聴き応えがある。
また、テキーラのんだ後に録音したという「ブラック・クイーン」でのアコースティック・ギター一本での弾き語りもめちゃカッコ良い。
ソロ一作目ではあるが、彼のキャリアの中でも一つのピークを記録した重要な作品だと思う。
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スティーヴン・スティルス&マナサス [DVD]
CS&Nなんて!…と偏見を持っていた私。でも大好きなJoe Walshが一時期Stephen Stillsに傾倒していたと知り、俄然興味がわきました。加えてこれまた大好きなピーター・バラカンさんもStillsのことを絶賛していたのでこりゃあ、聴かねば!と思いました。
このDVDはStillsがManassasというバンドを率いていたときに出演したドイツのテレビ番組を収録したものだそうで、70年代らしく訳のわからない背景がちかちかしてちょっとサイケ過ぎやしないか?と思うのですが、それはそういう時代という事でがまん。
音楽の方はもう最高なんです。Stephen Stillsがこんなにかっこいいとは思いませんでした。何もかもかっこ良いのです。歌も声もギターも顔も仕草も!今では普通のおじさんになっている気がしますが、若い時の彼は本当にかっこ良いです。
バンドの面子もすごいらしいですね。ギターのChris Hillmanしか知らなかったけど。
長い間Stillsのことを聴かずにいたのは、CrosbyとNashのせいだ!と少し恨んでしまいました。これからStillsにはまろうかと思います。ものすごいお勧めでございます。
このDVDはStillsがManassasというバンドを率いていたときに出演したドイツのテレビ番組を収録したものだそうで、70年代らしく訳のわからない背景がちかちかしてちょっとサイケ過ぎやしないか?と思うのですが、それはそういう時代という事でがまん。
音楽の方はもう最高なんです。Stephen Stillsがこんなにかっこいいとは思いませんでした。何もかもかっこ良いのです。歌も声もギターも顔も仕草も!今では普通のおじさんになっている気がしますが、若い時の彼は本当にかっこ良いです。
バンドの面子もすごいらしいですね。ギターのChris Hillmanしか知らなかったけど。
長い間Stillsのことを聴かずにいたのは、CrosbyとNashのせいだ!と少し恨んでしまいました。これからStillsにはまろうかと思います。ものすごいお勧めでございます。