我が家の子供達は、このDVDを買った日から、毎日繰り返し見てます。

すっかり内容も覚えて私達親が見る時には子供達の解説つきです。

とにかく、ゆるくて笑えます。
い〜ねくん、最高!

中学生の時図書館で読んでとてもワクワクしたのですが、他所でなかなか見つからず、ここで見つけてしかも安くなっていた（定価は5,000円）ので、迷わず買いました。

とはいえこの内容、ボリュームなら、5,000円でも決して高くはないと思います。すごくハードでクオリティの高い現場を素晴らしいスタッフや俳優たちが作り上げていく様子がベッソン監督自身の言葉で描写されており、取材者目線のドキュメンタリー番組以上の興奮を感じました。

リュック・ベッソンの世界は、他にもレオン、グラン・ブルー、最後の戦いのものを持っていますが、個人的にはレオンのものが一番好きです。すべてのエピソードがすでに映画みたいな感じです。

この映画が好きな人はもちろんですが、映画自体が好きな人や、「プロフェッショナルの仕事」に興味がある人にとっても、すごくオススメな本です。

レスリーの作品ではあまり良い評価を聴きませんが、私はこの作品を見ることでレスリーが生きている時間の中で逢えなかったレスリーに逢えた気がしました。仕事や、友達に対する真摯な姿が伝わりました。確かにアニタの作品ですが、私はレスリーが相手役を演じたからこそ逆にアニタが映えたように感じました。相手役の存在を殺さずに自分の存在を見ている側に植え付ける・・・さすがです。ラストは余りにもみすぼらしいレスリーの演技に圧巻！そしてやはり涙。命を賭けた恋に潔くピリオドをつけたアニタに涙。一度見て頂ければ・・・と思う作品です。