ライヴ・フロム・ザルツブルク [DVD]
ベートーヴェンの三重協奏曲はアルゲリッチのピアノとヴァイオリンのルノ-・カプソンとチェロのゴーティエ・カプソンのカプソン兄弟という来日時と同じメンバー、というよりも、このザルツブルグ音楽祭の演奏メンバーでの来日公演だったのですね。アンコールはシュトラウスのラデツキー行進曲とヒナステラのバレエエスタンシナから終幕の踊り。
終幕の踊りの演奏風景はもう何度も繰返し見ているのですが、なぜか涙が出てきてしまいました。音楽って素晴らしい、と再認識する作品です。
このドゥダメルとSBYOVはCDもさることながら、映像で楽しまれるのが特にお薦めです。とにかく皆、キラキラしていて美しいのです。
ザルツブルグ大学でのドゥダメルとSBYOVのユーモアたっぷりの音楽講義(題材はマーラーの交響曲1番、巨人)の様子も付いています。これは必見。
ユニバーサルさん、来日公演の映像リリースも引き続きお待ちしてます!
終幕の踊りの演奏風景はもう何度も繰返し見ているのですが、なぜか涙が出てきてしまいました。音楽って素晴らしい、と再認識する作品です。
このドゥダメルとSBYOVはCDもさることながら、映像で楽しまれるのが特にお薦めです。とにかく皆、キラキラしていて美しいのです。
ザルツブルグ大学でのドゥダメルとSBYOVのユーモアたっぷりの音楽講義(題材はマーラーの交響曲1番、巨人)の様子も付いています。これは必見。
ユニバーサルさん、来日公演の映像リリースも引き続きお待ちしてます!
シェーンブルン宮殿 夏の夜のコンサート 2012 [DVD]
広大な庭園のまん中に キャンディをちりばめたような可愛らしい光のオーケストラボックス
ドビュッシー海に バレエ? ラスト【サリスエラ】の タンバリンとカスタネットのリズム
演出が、いろいろあります。 訳がないのでなにをお話されているのかは、わかりませんが
ドゥダメルさんの笑顔・オーケストラの方も楽しそうです。
訳がないなら輸入盤でよかったかな・・・
ドビュッシー海に バレエ? ラスト【サリスエラ】の タンバリンとカスタネットのリズム
演出が、いろいろあります。 訳がないのでなにをお話されているのかは、わかりませんが
ドゥダメルさんの笑顔・オーケストラの方も楽しそうです。
訳がないなら輸入盤でよかったかな・・・
Symphonies 5 & 7
南米の25歳以下の青年たちで結成された「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ヴェネゼーラ」の演奏。
オーケストラの音色は澄明、各部の輪郭はくっきりとし、旋律もよく歌う。
この曲が持つ躍動感が、演奏者たちの若さによって表現されている。圧巻は最終楽章。
Otmar Suitnerが9分13秒かけた第4楽章を6分16秒で駆けぬける。
ベートーベンのリズム讃歌、ドュオニソス的スコアーがそのまま鳴り響く。
管楽器の咆哮も、打楽器の連打も、ベートーベン音楽が時に持つ、押しつけがましさを感じさせない。
演奏者たちの若いエネルギーが自然に発散される。身体エネルギーが楽曲を追い越していくようなスピード感。
有名な第2楽章、ドゥダメル+SBYOの緩徐楽章には、深い憂愁や、徒労感がにじむ。生きることの苦しさ、
その中に宿る希望や歓びが、音の中から立ち上がる。どうしてそうした演奏になるのか。
彼らが音楽のエリート教育の中から出てきた人々ではなく、ヴェネゼーラの貧民街の中で音楽と出会い、
育ってきた背景があるからだろう。指揮者ドゥダメルもその歩みをたどっている。
困難な生活の現場である街やストリートと、彼らの音楽は直結している。
当然彼らが奏でる音楽は、カラヤン、アバド、クライバー等が響かせるものとは違ったものになる。
第2楽章に刻まれた憂愁や、困苦の中の光は、彼らにとっては、生きる実感、現実そのもののはず。
この演奏を作曲者が聴いたら、最後の音が鳴る前に立ち上がり、拍手を送ったのではないだろうか。
オーケストラの音色は澄明、各部の輪郭はくっきりとし、旋律もよく歌う。
この曲が持つ躍動感が、演奏者たちの若さによって表現されている。圧巻は最終楽章。
Otmar Suitnerが9分13秒かけた第4楽章を6分16秒で駆けぬける。
ベートーベンのリズム讃歌、ドュオニソス的スコアーがそのまま鳴り響く。
管楽器の咆哮も、打楽器の連打も、ベートーベン音楽が時に持つ、押しつけがましさを感じさせない。
演奏者たちの若いエネルギーが自然に発散される。身体エネルギーが楽曲を追い越していくようなスピード感。
有名な第2楽章、ドゥダメル+SBYOの緩徐楽章には、深い憂愁や、徒労感がにじむ。生きることの苦しさ、
その中に宿る希望や歓びが、音の中から立ち上がる。どうしてそうした演奏になるのか。
彼らが音楽のエリート教育の中から出てきた人々ではなく、ヴェネゼーラの貧民街の中で音楽と出会い、
育ってきた背景があるからだろう。指揮者ドゥダメルもその歩みをたどっている。
困難な生活の現場である街やストリートと、彼らの音楽は直結している。
当然彼らが奏でる音楽は、カラヤン、アバド、クライバー等が響かせるものとは違ったものになる。
第2楽章に刻まれた憂愁や、困苦の中の光は、彼らにとっては、生きる実感、現実そのもののはず。
この演奏を作曲者が聴いたら、最後の音が鳴る前に立ち上がり、拍手を送ったのではないだろうか。
プロミス・オブ・ミュージック [DVD]
ドゥダメル、SBYOV来日公演を追体験したい方、見逃してしまった方へ
ベネズエラのオーケストラが2007年のボン・ベートーヴェン音楽祭に出るまでのドキュメンタリー91分と音楽祭での演奏64分の構成です。
コンサート演目は
ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」
ホセ・パブロ・モンカーヨ作曲 ウアパンゴ
アルベルト・ヒナステラ作曲 バレエ エスタンシタ から終幕の踊り「マランボ」
ベートーヴェン3番のテンポが早い部分ではオーケストラが波打ちます、躍動します。最終楽章ではまるでドゥダメルの指揮棒から楽団員に伸びる糸が見えるかの如く、ドゥダメルとオーケストラが一体となり波打ちます。
私にとってはアーノンクールの来日公演以来のインパクトでした。
皆、自分が奏でる音楽に酔いしれ、楽しんで演奏しています。テレビで見たドュダメルが指揮するベルリンフィルも良かったけれど、彼が指揮するSBYOVは何か全然違うものを感じました。
最後の曲は来日公演のアンコールでも演奏されましたよね。 まるでのだめカンタービレのライジングスターオーケストラを彷彿させるような演奏です。というか、恐らくこのオーケストラがモデルになったのでしょう。
テレビで来日公演を見て、CDだけでは物足りなくて、こちらもオーダーしてしまいましたが、この映像を見ると、やはりもう一度来日公演を!と願います。
これだけ話題のオーケストラ、指揮者なのにDVDが未だ2枚しか見つからないのが非常に残念です。日本公演で演奏されたチャイコフスキーの演奏も見たかった。
ベネズエラのオーケストラが2007年のボン・ベートーヴェン音楽祭に出るまでのドキュメンタリー91分と音楽祭での演奏64分の構成です。
コンサート演目は
ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」
ホセ・パブロ・モンカーヨ作曲 ウアパンゴ
アルベルト・ヒナステラ作曲 バレエ エスタンシタ から終幕の踊り「マランボ」
ベートーヴェン3番のテンポが早い部分ではオーケストラが波打ちます、躍動します。最終楽章ではまるでドゥダメルの指揮棒から楽団員に伸びる糸が見えるかの如く、ドゥダメルとオーケストラが一体となり波打ちます。
私にとってはアーノンクールの来日公演以来のインパクトでした。
皆、自分が奏でる音楽に酔いしれ、楽しんで演奏しています。テレビで見たドュダメルが指揮するベルリンフィルも良かったけれど、彼が指揮するSBYOVは何か全然違うものを感じました。
最後の曲は来日公演のアンコールでも演奏されましたよね。 まるでのだめカンタービレのライジングスターオーケストラを彷彿させるような演奏です。というか、恐らくこのオーケストラがモデルになったのでしょう。
テレビで来日公演を見て、CDだけでは物足りなくて、こちらもオーダーしてしまいましたが、この映像を見ると、やはりもう一度来日公演を!と願います。
これだけ話題のオーケストラ、指揮者なのにDVDが未だ2枚しか見つからないのが非常に残念です。日本公演で演奏されたチャイコフスキーの演奏も見たかった。