ハーレーダイナカスタム&メンテナンス
ハーレー(ダイナ)の基本的なメンテナンス毎に使用する工具の種類も載っており、各パーツの取り外し方法など、ハーレー独特の構造などを知ることが出来ます。
アフターパーツカタログも載っており、ダイナオーナーであれば持って損はない。
ただ、60ページに及ぶカスタム車両の紹介はカスタム書としては中途半端で、本書では必要ないし、むしろ各モデル毎の解説をもっと充実してもらいたいのと、出来ればライディングインプレが欲しかった。その意味で-1☆です。
太陽がもったいない (単行本)
作家としての観察眼が植物を育てる経験を切り口にして、人生の取説になっています。等身大のエッセイで、植物を育てることへの愛が生きること、人生のことを考えることにまではみ出してきます。著者の観察眼、考え方がいろいろと表現されている。自己啓発の匂いもないし、そういうのが嫌いな人も大丈夫です。著者の初エッセイですね。
哀しみの絆 (MIRA文庫)
資産家令嬢のオリヴィアは幼い頃誘拐され、無事保護される。
25年後、誘拐と時を同じくして殺されていた身元不明の幼女の白骨死体が発見される。
捜査に現れたのは、初恋の人、トレイだった、というお話。
まず、ロマンスとしては、甘〜い!の一言です。ごたごたもなく、あっさりとラブラブに。
しかも、ヒーローのセリフにうっとり。これでもかと愛の言葉を聞けます。
二人だけの世界に浸る、といったカップルでなく、周りの人もきちんと大事にしています。
特に、最後のエピソードは二人の思いやりが溢れていて感動しました。
サスペンスとしても、結構楽しめます。
スリルはありませんが、オリヴィアの出自も最後まで気になるし、
犯人も思ってた人と違ったりして楽しめました。