私はこのイベントに応募して運良く当たって行くことが出来ました。
行けなかった友人も居ますから、行けなかった方々の無念の思いもわかりますし、DVDでもいいからイベントを見たいというファンの声があるのも解ります。
また参加できた者も、あのイベントをもう一度見たいという気持ちもあります。
だから私もこのDVDを買いました。
でも……なんだか腑に落ちないモヤモヤとした気持ちが残るDVDでもあります。
元々このイベントは、DVD購入者への感謝のイベントだったはずです。
だから抽選ではありますが無料ご招待のイベントでした。
来ていた人たちはみんなDVDを購入して応募して当たった人たちです。
でもイベントの方は、当初からこのDVDを一般販売するという大人の事情で、DVDに編集しやすくする為に、(会場に居た人なら解ると思いますが)イベントの最中に「映像上映中は静かにしろ」などという茶々が、壇上に出演中のキャストや司会者に入って場がしらけたり出演者の発言に修正が入ったり……と、イベントで楽しんでいるお客よりも、DVDを売ることしか考えていない
スタッフの思惑に満ちたイベントで、「え?このイベントは私達への感謝のイベントではないの?」と頭をひねる場面が多々ありました。
またこのDVDの価格設定にも疑問があります。
そういうファン感謝の無料イベントを、見ることが出来なかったファンの人達へも見せたいという気持ちで発売してくれるというのならば、もっと安価にしても良かったのではないでしょうか?
3000円台が妥当な価格設定だと思います。
出演されたキャストの方々のファンへの感謝の気持ちはものすごく伝わった良いイベントだったのに、製作サイドの思惑が金儲けにしか見えないものだったのがものすごく残念です。
商売としてのDVD商品と、ファン感謝のDVD商品を住み分けてほしかったです。