ロボッツ (特別編) [DVD]
主人公ロドニーの誕生から物語は始まる。ロボットが生まれるって?と誰でも思うわけだが、赤ちゃんロボットのキットがあるロボット夫婦のもとに届くのが「誕生」、そして次々と成長パーツが届いたり、親戚の子のお古をもらってパーツを交換していくのが「成長」、というわけ。この導入はなかなかうまいと思う。
脚本は、実写ではいまどきありえないクサイ話なのだが、フル3DCGだからってそれでいいのかねえ。それでも故郷に別れを告げる夜の駅のシーンなどはそれなりにしっとりしている。
憧れの大都会ロボット・シティは階層状の構造をしていて、最上層には上流階級のロボットたちが闊歩するぴかぴか光る最先端の社会がある。その下は中流階級の住居と勤務先、そして薄暗い最下層に向かうにつれ、もはや原型をとどめない、中古部品をデタラメに組み立てた前世紀的なロボットの暮らすゾーンが広がっている。もっとも、この世界のロボットはどれもこれもレトロなデザインなのだが。
すべての階層に門戸を開き、万人の幸福を目指すビッグウェルド博士(ビッグウェルド・インダストリーズの社長)は、金儲けしか念頭になく、中古ロボットを世界から駆逐しようとする策謀家ラチェット(もっともラチェットは単なる母親の操り人形)によって陥れられ、自宅に幽閉されてしまうのだが、そのいきさつと、ビッグウェルドがロドニーに励まされて一念発起するモチベーションがいまひとつ説明不足で、ストーリーの致命的な弱みになっている。
声はなかなかのキャスティング。ロドニーはユアン・マクレガー、恋人(というかガールフレンド)キャピーはハル・ベリー、そしてビッグウェルド博士は、なんとメル・ブルックスである。
脚本は、実写ではいまどきありえないクサイ話なのだが、フル3DCGだからってそれでいいのかねえ。それでも故郷に別れを告げる夜の駅のシーンなどはそれなりにしっとりしている。
憧れの大都会ロボット・シティは階層状の構造をしていて、最上層には上流階級のロボットたちが闊歩するぴかぴか光る最先端の社会がある。その下は中流階級の住居と勤務先、そして薄暗い最下層に向かうにつれ、もはや原型をとどめない、中古部品をデタラメに組み立てた前世紀的なロボットの暮らすゾーンが広がっている。もっとも、この世界のロボットはどれもこれもレトロなデザインなのだが。
すべての階層に門戸を開き、万人の幸福を目指すビッグウェルド博士(ビッグウェルド・インダストリーズの社長)は、金儲けしか念頭になく、中古ロボットを世界から駆逐しようとする策謀家ラチェット(もっともラチェットは単なる母親の操り人形)によって陥れられ、自宅に幽閉されてしまうのだが、そのいきさつと、ビッグウェルドがロドニーに励まされて一念発起するモチベーションがいまひとつ説明不足で、ストーリーの致命的な弱みになっている。
声はなかなかのキャスティング。ロドニーはユアン・マクレガー、恋人(というかガールフレンド)キャピーはハル・ベリー、そしてビッグウェルド博士は、なんとメル・ブルックスである。
ロボッツ
『アイス・エイジ』のクリス・ウェッジ監督が製作中のCGアニメーション映画「ロボッツ」を題材としたゲームがゲームキューブやGBAなどで発売される事が決定しました。発売元はビベンディ・ユニバーサル・ゲームスでGCなど家庭用機向け版はユーロコムが、GBA版はグリップトピアが開発中です。
ゲーム『ロボッツ』では映画と同じ世界で同じキャラクターとしてミッションに挑みます。独裁者によって支配されてしまった世界から仲間のロボット達を救うのが主人公の使命。電車に乗り、機械仕掛けの大都市に向かい、敵の機械と戦います。
「私達は20世紀フォックス映画と再び提携し、全ての年代のロボットファンを楽しませる超大作映画『ロボッツ』の世界を拡張できることを嬉しく思います。コラボレーションは最高のグラフィックとエキサイティングでエスカレートする面白さのゲームプレイという成果を生むことでしょう」とVUゲームスのPhilip O'Neil社長は述べています。
映画「ロボッツ」は2005年3月11日に全米公開予定で国内では夏の公開を予定しています。
ゲーム『ロボッツ』では映画と同じ世界で同じキャラクターとしてミッションに挑みます。独裁者によって支配されてしまった世界から仲間のロボット達を救うのが主人公の使命。電車に乗り、機械仕掛けの大都市に向かい、敵の機械と戦います。
「私達は20世紀フォックス映画と再び提携し、全ての年代のロボットファンを楽しませる超大作映画『ロボッツ』の世界を拡張できることを嬉しく思います。コラボレーションは最高のグラフィックとエキサイティングでエスカレートする面白さのゲームプレイという成果を生むことでしょう」とVUゲームスのPhilip O'Neil社長は述べています。
映画「ロボッツ」は2005年3月11日に全米公開予定で国内では夏の公開を予定しています。
ロボッツ 特別編 [DVD]
肩がこらずに観る事が出来たサクセスストーリーでした。
誰もが夢を叶える事が難しい(ロドニーの父親は本当はミュージシャンを夢見ていたが、生活の為に皿洗いパーツをつけて働いている。)中で、(下を向いて諦めることなく)発明者になりたいという夢を持ち続け、行動に移していく(ロボット・シティに向かい、困難に立ち向かっていく。)ロドニーが、とても凛としていて爽やかでした。
ロドニーがロボット・シティに行く時、ロドニーが「ロボット・シティで成功して、自慢の息子になるよ。」というような言葉に対して、両親は「今でも自慢の息子だよ。」と言う場面が、今でも一番印象に残っていて好きな場面です。(日本では、親はなかなか自分の子供の事を「誇りに思う」という言葉は(思っていても)言わないと思う。)
画面も、ブルーを基調とした目にうるさくない色合いでした。
誰もが夢を叶える事が難しい(ロドニーの父親は本当はミュージシャンを夢見ていたが、生活の為に皿洗いパーツをつけて働いている。)中で、(下を向いて諦めることなく)発明者になりたいという夢を持ち続け、行動に移していく(ロボット・シティに向かい、困難に立ち向かっていく。)ロドニーが、とても凛としていて爽やかでした。
ロドニーがロボット・シティに行く時、ロドニーが「ロボット・シティで成功して、自慢の息子になるよ。」というような言葉に対して、両親は「今でも自慢の息子だよ。」と言う場面が、今でも一番印象に残っていて好きな場面です。(日本では、親はなかなか自分の子供の事を「誇りに思う」という言葉は(思っていても)言わないと思う。)
画面も、ブルーを基調とした目にうるさくない色合いでした。
ロボッツ [Blu-ray]
ロボットばかりな国のお話、ロボット同士が夫婦となり子供を授かるには?、オープニングからその着眼点、発想に惹き込まれる楽しい作品でしたね、夢を叶える為には何事も前進あるのみという姿勢も教えてくれる点が良かったです、貧しい中古ロボット、裕福な最新モデルロボットとこの世界もお金か(笑)、赤い中古ロボットの歌う「雨に歌えば」ならぬ「オイルに歌えば」は最高に面白かったです、悪役もとても面白く存在感があります。