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ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語 (アニメ) 【日本語吹替版】 [VHS]
ビデオ屋で間違って借りてしまった、という方もおいでかと思われる、例のアニメ版のアレである。
映画版に魅せられ、原作をぼちぼちと読んでいるオレも、「二つの塔」まで原作を読んでおり、このアニメ版もかなり好きだという、長年の『指輪』ファンの友人にすすめられ、見てみた。
何というか、わかりやすく、どんどん進む部分と(映画よりわかりやすくなっている箇所も、あるにはある)、「ダイジェストにもほどがあるだろう?!」、という部分と、悪酔いでもしているような感覚の(いや、これがバッド・トリップ?)バトル・シーンとが混ざりあって、とても奇妙な味わいをかもし出している。
単なる『指輪』のアニメ化、としては、やはり失敗作なのだろうが、この原作が、ことにアメリカで熱く支持されていたのは60年代であった、という時代背景があることを頭においてみると、そういった「気分」も込みでの映像化のようにも感じられ、簡単にダメとも決めつけられないような気もしてくるのだが。
個人的には、さらに原作を読み進めたくなったので、見てよかったんじゃないか、とは感じている。
それにしても大部分のキャラのデザイン、いい味出しすぎである。
美形の役者さんが勢揃いしていた映画版を鑑賞したあと、その感動のままにいきなりこのアニメ版を見てしまうと、かなりのショックを受けるかもしれないので、あらかじめご注意申し上げておきたい。
それから、日本公開当時のものと思われる吹替音声(現在、VHSおよび、新装版DVDに収録)が残っているなら、最初からDVDにも収録しておいていただきたかった。これは非常に残念。
映画版に魅せられ、原作をぼちぼちと読んでいるオレも、「二つの塔」まで原作を読んでおり、このアニメ版もかなり好きだという、長年の『指輪』ファンの友人にすすめられ、見てみた。
何というか、わかりやすく、どんどん進む部分と(映画よりわかりやすくなっている箇所も、あるにはある)、「ダイジェストにもほどがあるだろう?!」、という部分と、悪酔いでもしているような感覚の(いや、これがバッド・トリップ?)バトル・シーンとが混ざりあって、とても奇妙な味わいをかもし出している。
単なる『指輪』のアニメ化、としては、やはり失敗作なのだろうが、この原作が、ことにアメリカで熱く支持されていたのは60年代であった、という時代背景があることを頭においてみると、そういった「気分」も込みでの映像化のようにも感じられ、簡単にダメとも決めつけられないような気もしてくるのだが。
個人的には、さらに原作を読み進めたくなったので、見てよかったんじゃないか、とは感じている。
それにしても大部分のキャラのデザイン、いい味出しすぎである。
美形の役者さんが勢揃いしていた映画版を鑑賞したあと、その感動のままにいきなりこのアニメ版を見てしまうと、かなりのショックを受けるかもしれないので、あらかじめご注意申し上げておきたい。
それから、日本公開当時のものと思われる吹替音声(現在、VHSおよび、新装版DVDに収録)が残っているなら、最初からDVDにも収録しておいていただきたかった。これは非常に残念。
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未知への飛翔 - FISH OUT OF WATER
イエスの各メンバー、ジョン・アンダーソン、スティーブ・ハウ、リック・ウェイクマン、ビル・ブラッフォードらもソロアルバムを出している。
彼らがソロ時に各々が何をしようとするのか、いったい彼らはイエスの何なのか、どこなのか、考えながら聞いてみると面白い。
その中でジョンなどは意外に(ジョンがイエスそのものだと思っている人が多いのじゃなかろうか)イエスとは違う方向を見ているように思えた。
クリスはどうだろうか。
WRでは、ジャコがベースに革命を起こし、メイン足りうるものとして位置づけたが、クリスもそれに真正面から挑んでいる。
重厚な鋳物のような(ジャケの印象に影響されてるか)音作り。
イエスそのままを感じる事は少ないかもしれないが、イエスの中で彼の重要度は大きいのだろうことは理解できる。
彼らがソロ時に各々が何をしようとするのか、いったい彼らはイエスの何なのか、どこなのか、考えながら聞いてみると面白い。
その中でジョンなどは意外に(ジョンがイエスそのものだと思っている人が多いのじゃなかろうか)イエスとは違う方向を見ているように思えた。
クリスはどうだろうか。
WRでは、ジャコがベースに革命を起こし、メイン足りうるものとして位置づけたが、クリスもそれに真正面から挑んでいる。
重厚な鋳物のような(ジャケの印象に影響されてるか)音作り。
イエスそのままを感じる事は少ないかもしれないが、イエスの中で彼の重要度は大きいのだろうことは理解できる。
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未知への飛翔
YESのベーシスト、クリス・スクワイアのアルバム。1975作
ビル・ブラッフォード、パトリック・モラーツらが参加しており、
サウンド的にもほとんどYesの延長上の作品という感じになっている。
やたら大きなベースの音は、本人のソロなのだからまあ仕方ないが、
自身のヴォーカルも、どことなくジョン・アンダースンっぽい。
ギターが入っていない分、ロックというよりは、オーケストラの美しさや、
シンセワークなどで聴かせる優雅さが前に出ている。
ビル・ブラッフォード、パトリック・モラーツらが参加しており、
サウンド的にもほとんどYesの延長上の作品という感じになっている。
やたら大きなベースの音は、本人のソロなのだからまあ仕方ないが、
自身のヴォーカルも、どことなくジョン・アンダースンっぽい。
ギターが入っていない分、ロックというよりは、オーケストラの美しさや、
シンセワークなどで聴かせる優雅さが前に出ている。